2次対策に役立つ!?TV番組 byみさ

こんにちは、タキプロ12期のみさです。(自己紹介はこちら

あっという間に7月も半ば、1次試験まであと1か月ほどになりました。
社会人になってからの試験勉強はモチベーション維持はもちろんですが、学習時間の確保が課題ですよね。
しかし!家庭や仕事で大忙しなのは皆同じです。合格してから驚いたのは、合格者の大半が超多忙だということ・・。別資格を同時並行で受験していることもざらで、好奇心の塊みたいな人が多いです。笑。
時間がないことを嘆いたところで、どうしようもないのでやるしかありません!((+_+))
暑くなってきていますので、体調管理に気を付けてあと数か月がんばりましょう!

■教材についての紹介ブログなども書いていますので、よかったらチェックしてみて下さい!
【特集】使ってた教材は何?~1次試験編~ 【特集】使ってた教材は何?~2次試験編~
≪開催レポート≫ タキプロ春セミナー(4/24・4/25)
【特集】受験生時代の自分に伝えたいこと!
事例Ⅳ頼みの戦略!?byみさ

■はじめに

今回のテーマは事例Ⅲです。

具体的なキーワードや解き方については、他の方がたくさん書かれていますので・・私は少し別の切り口で対策をご紹介したいと思います。
思いっきり本筋の学習とは別の話になりますので、息抜き程度で参考にしていただければと思います。笑。

私は生産管理については、診断士試験での学習が初めてでした。そのため、2次対策を始めた当初は事例企業のストーリーがイメージできず、キーワードの腹落ちが全く追い付かない状況でした。(事例Ⅲに限らず、他も同様)

特にどうしたものか悩んでいたのが次の2つでした。
①事例企業のイメージがわかない
②キーワードの使い方がわからない

そこで①のイメージを何とか具体的にするためにやったのが、テレビ番組で企業紹介を視聴する!ことです。
youtubeで探しにいく方法もあるかと思いますが、私は自分で探すのが面倒だったので・・番組予約だけしておいて、勉強以外の用事をしているときにまとめて流していました。

中でも特に気に入っていて、今でもよく見ている番組をご紹介します。

■カンブリア宮殿

皆さんご存じ!(?)『カンブリア宮殿』!!
とにかく様々な企業が紹介されておもしろいのはもちろん、SWOT分析の結果がわかりやすく紹介されるところが気に入っています。
様々な企業が乗り越えた危機、課題解決のカギとなった強みや機会が紹介されます。

事例問題に取り組む際、「キーワードの見落としに注意する」のは当たり前ですよね。
でもこれって具体的にどう注意すれば改善されるものか、対策が難しいと思っていました。
思いもよらない強み(そもそも見落としているというより、強みだと気が付いていない)であれば、注意してなんとかするにも限界があります。
(気を付けたところで、知らないものには気づけないと思いませんか?)
気が付かずに読み飛ばすことは避けたいと思い、この方法を採用。息抜きも兼ねて観ることにしました(・∀・)

企業の強みや活用方法をたくさん目にするうちに、与件文の中に書かれる「強み」に対する思い込みや決めつけが減り、フラットに分析できるようになりました。実際の対応策とその後の効果が紹介されるため、それまでイメージしにくかった、事例企業のストーリー性を検討するのにも役立ちました。

自分の中に企業のストーリーが蓄積され、状況によって強みにも弱みにもなりうるキーワードが認識しやすくなります。
ある程度見当を付けながらストーリーをイメージすることで、与件文に出てくるキーワードの予測もしやすくなるはず。
予測しながらキーワードを見つけにいけば、見落としも軽減されます!

何だか事例問題を解いても、企業の様子がピンとこない・・。
工場の中の様子がわからない、営業と製造の連携もイメージしづらい・・・。
という方は、とっかかりにTV番組を見て想像を膨らませてみるのはどうでしょうか(^^)/

■有吉のお金発見 突撃!カネオくん

私が個人的に、子ども版カンブリア宮殿と思っている『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』!!
ご存じの方はいらっしゃるでしょうか?あらゆる金額を可視化して現代社会を学ぶ!と銘打ったこの番組は、お金を切り口に「業界」「商品」「最近話題のスポット」などあらゆるものをとりあげてくれます。しかも、子どもにも理解できるわかりやすさ。

工場に潜入する回もあるので、生産管理で学習する工場内の実際の様子を見ることができます。
カンブリア宮殿のようにビジネスに振り切ってはいませんが、また違った視点で幅広い業界をとりあげて紹介されています。

自分の中にないものをイメージするのは難しいですが、見たことがあるものなら思い浮かべられます。
自分にない視点を取り入れることで、イメージのしやすさが格段に上がりました。
(ここで紹介したものに限らず、他の番組でも同様)
番組を視聴する際に、そういう意識を持ちながら見ると新たな発見がありますよ!

■必要十分な説明が◎

TV番組の話だけで終わってしまうのもなんなので、もう1つ。
キーワードの意味は覚えているけれど、使いどころや使い方(どれくらい具体的に書くべきか?)がわからないことはありませんか?

私が長い間、全く使いこなせず悩んだキーワードが「生産統制」でした。たまたま書いた回答がピタッときているときは高得点、外しているときはほぼ0点になり、何を改善すれば得点を安定させられるかわかりませんでした。

根本的な原因は「問題要求がきちんと整理できていない」ことで、得点が安定しないのは解答のレベル感をフワッと設定していたためでした。
具体的すぎてしまったり、逆に不足していたり・・。
「適正な生産計画に変更し、QCDを遵守するために生産統制(現品管理・進捗管理・余力管理)する」
適正?これはもっと「どんな生産計画なのか」具体的に書く必要がある??
「生産統制する」?それで終わり??もっと何か具体的に書くべき?
そうやって根拠もなく疑って、与件文から読み取れない部分まで自分で補ってしまった結果・・外して0点が発生。

・どんな状況下で?(その状況下でのみ問題が起きる場合には、状況を限定する必要あり)
・どんなタイミングで?(課題解決に合った適切なタイミングが与件文から判断できるなら必要)
・適正な生産計画に変更し、QCDを遵守するために生産統制する。(生産計画が状況に合わなくなり変更が必要になっている場合にはやる。やるなら計画を変更するだけではなく、変更した上で確実に実行する。)

問題要求を正しく整理し、書くべき解答のレベルを検討してから解答を組み立てると得点は安定します。
まずはしっかりと現状把握して、整理することが重要です。問題要求から解答のレベル感や切り分けを整理し、キーワードを使いこなすことができれば、大崩れせず得点できるはずです。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。
私は1次対策中は正直言って、あまりに切羽詰まっていたのでTVを観る余裕はありませんでした((+_+))
なのでしっかり見始めたのは2次対策のあたりからです。(だいたい今頃)
1次対策が順調な方はぜひ、息抜きもかねて観てみてください!

次回はうぃさんの登場です。
お楽しみに!

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