事例ⅣでAとりたかった!byシン
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のシンと申します。
今回初の投稿となります。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
今回のテーマは「事例Ⅳ」です。
お役に立てる話ではありませんが、読んでくださる方の励みとなれれば幸いです。
■はじめに自己紹介
年齢: 40代前半
職業: 商社系保険代理店
受験歴: 1次3回、2次3回
勉強時間:1次350時間、2次200時間(合格年度)
勉強方法:1次独学、2次独学(合格年度)
2019年から勉強会開始し、2020年1次合格、2次敗退、2021年1次保険受験(経済、企業経営理論のみ科目合格)、2次敗退、2022年1次合格、2次合格となります。
■診断士を目指した理由
診断士試験にチャレンジした理由は、管理職となったことから組織や、営業戦略、マネジメント能力などの知識を網羅的に身につけたいと考えたため。また娘が中学受験をすることになり、その期間は一緒に勉強しようと思ったことがきっかけです。中学受験まで4年間あり、4年かかればとれるかもという浅い考えで難関資格である中小企業診断士試験にチャレンジしました。当時は7教科でボリュームもある1次試験の突破が最大のハードルだと考えており、2次試験のことはまったく考えていませんでした。2次は1次突破すれば大体の方は受かるのかなぁと適当に考えていました・・・。
■事例Ⅳの総学習時間と結果
お題にある通り2次試験3回チャレンジで事例Ⅳ60点以上を一度もとれませんでした・・・。
試験結果は1年目48点、2年目52年、3年目51点です。
ちなみに学習時間は事例Ⅳ578時間、財務会計206時間の計784時間となります。
学習時間がまったく点数にあらわれていない残念な結果となっています。
■なぜA評価をとれなかったのか
結論、事例Ⅳは難しすぎる。
1年目は1次試験に予想外で一発合格し、2次試験の準備をまったくしておらず合格後にはじめて2次試験の勉強を開始しました。そのため事例Ⅳを理解するには到底至らないレベルでした。
2年目はNPVなどしっかりやろうと意思決定会計講義ノート(イケカコ)にも手を付け、財務会計や30日完成の事例Ⅳ計算問題集、TAC計算問題集、TBC受験研究会の通信講座を受講していたので、その問題などをひたすらやっていました。そのこともあり、摸試や通信講座の結果もそれほど悪くなく順調に事例Ⅳに対する対応力も向上していると感じていました。ただ本番ではNPVにこだわるあまり勝負の分かれ目となる問題に対応しきれず点を取り損ねてしまいました。
3年目は1次試験からやり直しのため事例Ⅳの学習は1次試験終了後から取り組みました。時間も限られていることから学習内容は過去問を中心に取り組みました。そのおかげか本番の第一問の経営分析における生産性指標は過去問で対応したことがあり、何とかくらいつくことができたと思っています。
2020年から2022年の3年連続で事例Ⅳの本番に臨んだ感想として、難易度は毎年相当上がっていると感じました。特に令和4年度試験では第3問はまったく分からずパニック状態に陥ってしまい、完全にブランクで提出してしまいました・・(この時点で100%不合格と確信しました・・)。本番の事例Ⅳはものすごい緊張感と疲れ切った状態で臨むだけに、おそらく平時に受けるよりも相当難しく感じるのだろうと思っています。
■A評価をとるために
令和4年度のような難易度が高い問題が出題されても全体的に得点に下駄をはかすように、皆が解けない問題は対応できなくても心配いらないと思います。逆に上位30%ぐらいの方たちが対応できる問題に対応できないとA評価をとることは難しいと思います。日頃から計算問題に触れることで基礎力を着実に身につけ、本番で点数を取りこぼさないことが大事だと考えます。そのためには過去問はできるだけ長い期間を学習し、イケカコに出てくるような難易度の高い問題への取組みはそれほど必要ないと思いました。
余談ですが、2次試験終了後に日商簿記2級にチャレンジしし3月に一発合格できました。財務会計を勉強する上で、簿記2級のテキストを活用していましたので簡単に考えていましたが、結局合格レベルに達するまでの学習時間は180時間もかかってしまいました。勉強した感想としては想像したよりもかなり難しく、簿記2級の知識があれば財務会計、事例4にとってかなりプラスになると感じました。もし時間に余裕のある方はチャレンジしてもよいかと思います。
■おわりに
次回はF田さんの登場です。
お楽しみに!
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