事例Ⅳ攻略のために立てた作戦 by kenken
口述試験対策セミナー
★1月15日より募集開始★
タキプロ15期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!
■はじめに
読者の皆様、こんにちは。 2回目の登場となります、タキプロ15期の kenken です。
今日のテーマは、事例Ⅳです。
私は、2年目で合格した多年度生です。
1年目、令和4年度の事例Ⅳの時間は忘れもしません。
経営分析でこれまで問われたこともない生産性が求められました。
得点源とすべき経営分析でいきなり戸惑い、CVPもセールスミックスと例年とは異なり、
NPVも難しく手も足もでなかったです。過去と比較して一番難しかったのではないでしょうか??
足切りを覚悟しておりましたが、何とか44点。
しかし合計点数は212点と合格点には全く届きませんでした。
そんな私が、2年目に何を考え、どのように勉強したかお伝えしたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
■2年目の作戦
私は、合格へ向け作戦を立てました。
それは多年度生であることを活かし、やった分だけ伸びる事例Ⅳを得点源にすることです。
事例Ⅳは1次の財務会計とは異なり特有の難しさがあると思っています。
それは、計算の難易度もそうですが、令和4年度受験の経験から、
以下の点を攻略することが鍵だと思っていました。
①多様な計算パターンに対応すること
②複雑で長い文章から必要情報のみを的確に抽出すること
③疲労した状態で集中力を維持すること
知識があるだけでは、得点できません。疲れた極限状態でパフォーマンスを発揮することが重要です。
今年初受験の方は、予備校模試やセルフ模試を体験してみて下さい。
事例Ⅳを解く頃には、頭が回らなくなっているはずです。
■実践したこと
私はそれぞれに対し、以下のように対応していきました。
①多様な計算パターンに対応すること
とにかく計算問題集をやりこみ、パターンを体に覚えさせました。 手に入る問題集は片っ端から集めました。
手を出せば良いというものではないですが、初見問題を無くしたかったのでこのような作戦を取りました。
そして主に、以下の問題集が点数アップにつながったと思っています。
・同友館 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
・TAC スッキリわかる日商簿記1級Ⅳ 意思決定・特殊論点編
・意思決定会計講義ノート(通称:イケカコ)
・80点突破!事例Ⅳ 攻略マスターガイド
私は多年度生なので、イケカコに取り組みました。
評判通り全体的に解説に無駄がなく、それ故に理解し辛いことがありました。
そんな中、TACのスッキリわかるシリーズは解説が充実しており、特にNPVを理解するのに有益でした。
私は、「スッキリわかる」⇒「イケカコ」の順で解く事で、イケカコの内容を理解することができました。
②複雑で長い文章から必要情報のみを的確に抽出すること
ここで役に立ったのが、イケカコでした。
問題を見たことありますか??1問解くのに1時間かかることもざらにあります。
イケカコ(意思決定会計講義ノート)のタイトル名の通り、業務的意思決定や戦略的意思決定がメインに取り上げており、 文章が複雑かつ長く、読むだけで辛いです。
始めは問題文の長さと、計算パターンの多さから心がくじけそうになりました。
しかし何度か解いていくうちに、徐々に慣れてきます。
これに慣れた後に、過去問を解くと不思議と簡単に思えます。(決して簡単ではないです。。)
私の場合は、イケカコへ取り組んだことによって、問題への集中力と、
必要情報を抜き取る力が養われたと思っています。
③疲労した状態で集中力を維持すること
一通り問題集を解いた後、8月頃から事例Ⅳの過去問を通して解く練習を行いました。
具体的には平成14年から令和4年までです。
ここでのポイントは、会社終わりの空腹で頭も疲れている状態で80分間を計測して解くことです。
早く帰って夕食にしたかったですが、ここはストイックに頑張りました。
本番も3事例を解いた後なので、いかに本番に近い状態でパフォーマンスを発揮できるかが鍵だと思います。
この状態で問題を解くとやはりミスが多発します。
ただ、この極限状態で出したミスは、価値あるものだと思っています。
ノートに纏めていくと自分のミスの癖が見つかります。
次回、絶対にミスをしないように対策を考えます。
これを繰り返すと、極限状態でもミスは起きにくくなります。
■おわりに
以上の内容をこなしたことで、本番では自分が難しければ他の人も難しいから気にしないという
精神状態で挑むことができました。 結果は72点と、前年44点から30点弱アップすることができました。
事例Ⅳはやればやるだけ点数に繋がる科目だと思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
皆様の事例Ⅳの得点がアップすることを祈っております。
次回は、Yuki さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])