事例Ⅳが苦手なひとの事例Ⅳ対策 by Maki
タキプロ15期の Maki と申します。
春セミナーにご参加いただいた方から、
「事例Ⅳが苦手です!」「事例Ⅳが80分で解けません!」というご相談をいただきました。
同じ悩みを持つ方、多いと思います。私もそうです!
今回は、私の対応例を紹介します。
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目次
本日のターゲット
本日のブログは、以下のような方がターゲットです。
■基本戦略
事例Ⅳについては、
毎日数字を扱っている会計士でも
80分で解答しきるのは難しい ✨
と監査法人に勤務している会計士の友人も言っています。
ので、専門的に学ばれている、あるいはお仕事をされていて得意な方でない場合は、
事例Ⅳについては、まず足切り回避を絶対の目標とし、そのうえで点数を積み上げていくことが一般的な戦略になると思います。
私の場合、以下に取り組みました。
具体的に説明します。
■過去問(など)の練習
もちろん、過去問(など)の練習は欠かせません。
基本的には、1次試験2日目終了後、毎日少なくとも1問、1日15分でもよいので取り組むようにします。
事例Ⅳ流の回答方法を染み込ませていく感じです。
事例Ⅳ用の参考書として有名なものには以下があります。
(1)30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
こちらは、事例Ⅳより比較的易しい問題が、論点ごとに出題されています。
おそらく「過去問を見たけど、何をどう書いてよいかわからない!」という場合は、
まずこちらから始められるとよいと思います。
(2)事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ
こちらは、事例Ⅳの過去問を論点ごとにまとめたものになります。
いわゆる「横解き」ができますので、自分の苦手分野に集中して取り組むこともできます。
具体的な回答が詳細に記載されているので真似して記載しながら、解答方法を身に着けるようにします。
(3)過去問
上記で準備できたら、過去問を年度ごとに通して解答します。
この時、できればきちんと80分計って、80分で自分の目標点を取るためには、どのくらいのスピードが必要なのか、
体感してください。
問題自体は何度か解いているので、基本的には全問正解できるはずなのですが、時間が足りなかったり解答できなかったり、
満点をとるのは難しいです。
解けない問題は解けるようになるまで繰り返し、さらに時短できるようにします。
(4)その他
私は、上記(3)を5年分・3回行いました。それで時間切れになりましたが、
上記を行って、さらに余力がある場合は、以下の問題集に挑戦されてもよいと思います。
①意思決定会計講義ノート(通称:イケカコ)
著者の大塚宗春先生が現在の事例Ⅳのベースを形作ったと言われており、
こちらに記載の問題が解けるようになれば、事例Ⅳ攻略上有利だと思います。
ただ、難易度が高いため、余力があれば、という形でよいと思います。
➁企業診断
こちらはコンサルティング業務/診断受験に関する月刊情報誌です、
大手予備校の先生方が作成した事例問題が掲載されています。もちろん解答付きです。
毎回全ての事例が掲載されているわけではないので、確認の上購入してください。
(個人的に「幻の超高得点答案を探せ」
のシリーズがおススメです)
■回答順番の確立
前回の事例Ⅲに関するブログでも記載しましたが、
試験が始まったら、まず、何が何でも受験番号を記載します。練習の時は仮の番号でOKです!
その後は、一般的に以下のように進めることを念頭に置いていました。
◎→○→△が解答の優先順です。
この作戦で足切りを回避します。
NPVについては、減価償却費の計算方法でもよいので細かく書くことで、調整での加点を狙います。
■※1 経営分析 計算する指標の見つけ方
経営分析の指標を全て計算される方もいらっしゃると思いますが、
解答に使用するのは、基本的に与件文に基づく内容になるため、
時間が限られていることを考えると、全てを計算するのはもったいないと思います。
指標の変化については、与件文をもとに条件反射的に思い出せるように覚えましょう。
ダンシ君先生のYouTubeが参考になると思います。
机に座る時間がない時にもできる事例Ⅳ対策としても有効です!
令和5年度の問題についての考え方が、こちらのブログにまとめられていますので、参考にしてください。
■※2 文章問題の対策
私が購入した事例Ⅳの全ノウハウ2022年版では「コラム5」に、知識系設問の出題例が記載されていました。
ので、そちらとふぞろいを組み合わせて、文章問題対策用として、1冊のノートにまとめました。
使ったノートはこちら 文運堂 ノート 学習帳 7mm方眼 です。
このノート、値段は少々高いのですが、書きやすく、事例Ⅰ~Ⅲにも使用できますし、
解答用紙の心配をすることなく、思う存分書けるので、個人的にはとてもおススメです。
■おまけ
自己紹介ブログでもご説明しましたが、特に2次試験では、
①書きやすいシャーペンと➁良く消える消しゴムを見つけると、勉強のストレスが半減します。
私が使用したのはZEBRA DELGARD 0.5㎜(2本購入)です。
特に事例Ⅳは、狭い解答欄に細かく記載して部分点を積み上げるために、
0.3㎜のシャーペンを使用される方もいらっしゃるようです。
受験勉強中のちょっとした楽しみにしていた友人も多いので、
ぜひ、ご自分の相棒ともいうべき筆記用具と電卓を見つけてください。
文房具については、みうらちんさんのこちらのブログも参考になりますよ!
■まとめ
まとめると、事例Ⅳが苦手な場合は、以下の対策だと思います。
もちろん、個人的なサンプルですし、
得意な方(あるいは苦手だと思っていたけれど、学習を進めるうちに手ごたえを感じてきた方)は、
以下をベースとしてさらに得点を伸ばせるようCVPやNPVを完答できるよう練習を繰り返してください!
皆様の合格を、
心からお祈りしています!
次回は、わかくさどう さんの登場です。
経済学・経済政策についての工夫を紹介して頂けますよ。
お楽しみに!
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