事例Ⅳはいっそのこと
今週2回目の投稿になります、CA@タキプロです。
今日は遅ればせながら、先週お休みしてしまった事例4について。
経営分析
まず、誰もが口をそろえて言う「経営分析が重要」であるという点。
これは配点からもそのあとの計算問題を苦手にしている人が多いことからも、
間違いないかと思います。
ただ、私はこの経営分析が苦手で受験校の演習では5割程度の得点しかできていませんでした。
どちらかというと計算問題に苦手意識が少なかったために、
計算問題の方に時間を使いすぎてしまい、記述内容を纏め切れなかったのが原因。
強み・弱みの切り分け、指標の選択など事例4特有な部分もありますが、
与件分からキーワードを抜いてきて、解答を組み立てる点は他の事例と一緒。
むしろ与件分が少ないので整理しなくてはいけない量も少ないはず。
計算が苦手ならば時間をこちらに回して、しっかりと記述内容を精査するというのは、
当然の戦略と言えるでしょう。
計算問題
去年は端数処理を間違えながらも合格された方が結構いました。
これはあまりに同様にミスが多く差がつかなかった、端数程度の間違いは正解になる、
そもそも計算問題では差がつく試験ではない、といったことが考えられます。
差がつきづらい以上、経営分析に注力するもの当然ですが、
完全に捨ててしまうのはリスクが高すぎます。
取りあえず一通り手は付けたいところです。
そのうえで、解けそうな問題を手順も含めてしっかりと余白に記述し、
現在価値の問題など文章では混乱しやすいものは必ず図をかくようにして、
後で検算するときに判りやすいようにしておく。
また、ある程度パターンを記憶して前提条件を自ら探しに行くことも必要。
私も当初は端数処理の記述を見逃して、解答を記述してしまっていましたが、
検算の時に冷静になってみて端数処理ってどうするんだけ?と思い返してみて、
与件分の最後にある端数処理の記述を見つけることができました。
そのため、計算はすべてやり直しをすることになったのですが、
手順など綺麗にまとめず殴り書きだったため、
計算だけでなく考え方の整理ももう一回する羽目になってしまいました。
計算問題が苦手ならばこそ、前提条件および各論点ごとに整理すべき内容を
余白に書きだすことは必須と言えるでしょう。
また、損益分岐点分析は連続して出題されています。
実務の世界でも一番使われているように思います。
この論点だけは何があっても死守できるようにしてください。
長丁場の最後の試験になります。
当然疲れも出てきますし、これまでのミスがよぎって集中できないこともあるかもしれません。
私も休憩時間にはあそこはこう書いた方が良かったかなとか、
いろいろあらぬことを考えてしまっていたのですが、
事例4の試験が始まってから何を考えていたかというと、
試験後の飲み会に思いを馳せてしまっていました。
それも目の前の試験半分、飲み半分くらいの勢いで(笑)
事例3が難しすぎて諦めがついていたっていうのもありますが、
泣いても笑っても最後の80分、
試験から解放される解放感に浸りながら受験した方が、
結果もよくなる気がしませんか
まだ試験後の予定が空いている方、
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最後の試験