あおきが思うギャンブルの非合理性 #6

こんにちは!タキプロ6期生のあおき@大分です。

GWが終わり休みボケもそろそろ抜けてきた頃ではないでしょうか。

是非再度エンジンを掛け直して頑張っていきましょう!

 

今までのあおきの記事(#2,#3,#4,#5)では、

金融工学に関係するリアルオプションや

モンテカルロシミュレーションについてお話をしてきました。

今回(#6)と次回(#7)ではこの金融工学の根幹を成している

といっても過言ではない「確率論」について書きたいと思います。

 

診断士試験での1次財務会計や2次事例Ⅳでも

問題文中に「売上が50百万円になるのが60%、

15百万円になるのが40%である」といった文章を良く目にしませんか。

これも実は立派な確率論であり、

企業の投資の意思決定や外部市場調査などでは

非常に重要となる学問分野です。

 

さて、今回(#6)では皆さんの身近に存在する

宝くじを題材にして確率論について述べます。

ギャンブルと確率は非常に密接な関係があり、

確率論はギャンブルから生まれた説もあるほど。

内容は大変簡単なので気楽に読んでください。

 

先日、ナンバーズ3を1口だけ購入してみました。

(因みにあおきは全くギャンブルをしません。

 今回この記事を書くために初めて購入した次第です。)

(ナンバーズに関する説明はこちらのURLを参考に。)

今回購入したナンバーズ3は000~999まで選択でき、

ストレート形式で購入した場合の確率は1/1000、

そしてボックス形式で購入した場合の確率は6/1000。

あおきはボックス形式で購入したので、

当選金額は毎回変動がありますが、大体理論期待値は-110円。

(当選金額×確率-200円=理論期待値になるわけですね)

つまり200円払って90円を手に入れるイメージです。

以上の結果より最も合理的に行動するのであれば、

こんなくじ初めから買わないという選択が最適な行動。

しかし、事実ギャンブルがこの世界で成り立っている理由は

人間の非合理的な部分を上手く利用しているから。

診断士1次の経済学・経済政策でも

「リスク回避的/リスク中立的/リスク愛好的」といった

言葉が出てきますよね。まさにあの話です。

 

如何でしょうか。

確率を話す上で今回はギャンブルを取り出しましたが、

実際の企業活動と確率も切っても切り離せないものです。

意外と苦手意識を持つ方が多い確率。

是非興味を持って頂けたら幸いです^^

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