【二次対策】事例Ⅳの解答プロセス(経営分析)
こんばんは。金夜担当のガリガリ君@タキプロです
今週末は大手予備校の模試がありますね。受験される方も多いのではないでしょうか。
解答プロセスの確認や本番同様のタイムマネジメントなど様々なことが試せると思います。いずれにしても目的を持って臨むと良いですね。
また今年はじめて受ける方、解答用紙回収時に自分の解答をデジカメでパシャッとすると復習や解答の交換がすぐにできるので良いですよ~(本試験はデジカメでの撮影は禁止です。お忘れなく!)
今週は引き続き事例Ⅳです。
先週は私の事例Ⅳ勉強方法を紹介しました。今週は私の解答プロセスを参考までに紹介します。
5月に事例Ⅰ~Ⅲまでを紹介しましたが、事例Ⅳで手順化されているのは私の場合は経営分析だけです。そちらの手順までを参考までに紹介します。
与件、解答透かし
・解答用紙を裏から見て設問数の確認。
・与件を透かして読み業種・概要を把握。
設問の確認
・第2問以降の問われている論点の確認
CF計算書、CVP、DCF、オプションなのかをザッと確認。
経営分析
B/S、P/Lより経営分析指標の計算
この際に使用するのは以下の15指標でした。
収益性:
売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上原価率、売上高販管費比率
安全性:
流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率、負債比率
効率性:
総資本回転率、売上債権回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率
計算後に、悪化しているものは「?」好転しているものは「◯」を記載
与件文を読みメリット、デメリットにて色分け
機会、強みは赤のマーク、脅威、弱みは青色のマークにて定性情報の整理
指標の候補探し
設問で短所を聞かれた場合は「?」をつけた指標から選択。
設問で長所を聞かれた場合は「◯」をつけた指標から選択。
h.22までのように3つ聞かれたら、基本的には収益性、安全性、効率性より1つづつ選択。
与件文の色分けした箇所と候補に上げた指標とを対応付けし、解答作成
個別計算問題
手順としてはこんなところです。
注意としまして、経営分析において私の場合は短所を問われた時に、前年度( or 他社)と比べて悪化( or 悪い)している指標のみを選択していました。長所の場合も同様に比較して◯となる指標から選択しました。
このように切り分けていたので指標の選択で迷うことが少なくなりました。
数値の結果を超えるほど強烈な記載が与件分にあれば◯?を無視して指標を選択することにしていましたが、いままでそのような事例はほとんどありませんでした。
事例Ⅳは試験対策が点数につながりやすいです。第一問の経営分析の手順を固めて、先週記載しましたように個別計算問題の対策を続けていれば事例Ⅳは点数補填科目にすることができます。
事例Ⅳにて足を引っ張られないようにしましょう。まだ全然間に合います!
それでは良い週末勉を!
こちら勉強会の案内です
9月
H23事例Ⅱ(メガネ)
9/23(日) 13時~17時 新富区民館
10月 ※9月上旬より参加受付
10/3(水) 19時~ H22事例Ⅰ
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