毎週日曜日は名古屋の日!紫雲和尚の財務特講その4「CVPなんていう単語略称なんて知らんくても解ける!」

ちわっす、和尚っす。やってまいりました本日のトワイライトファイナンシャルアワー!!!

今日は前回も予告したとおり、今日はCVP解法をテーマとしようと思っております。

和尚、この言葉知らなかったんだよね、ということとともに、あまり今でもあまり好きではない言葉であります。これは Cost-Volume-Profit Analysis といいまして、直訳すれば「費用‐量的‐利益分析」とでも申しましょうか。

はい、直訳してすみません、「損益分岐点分析」であります。このほうがすんなり腹落ちするような感じがしますね。

そうです、売上高がどれほどあれば利益が出るの?というところを追及する分析方法であります。

さて、これについてはずーーーとまえに

ここ

で一席ぶった記憶があります。まあ、それよりもこの分野事例Ⅳでは頻出で14年間で6回出ております。

さて何度も申し上げるようで非常に気が引けるのですが、この分野、和尚はこの式しか覚えておりません。

売上‐費用=利益ー①

でねでね、これを説明した書籍とかいろいろ当たったのよ、そしたら、いきなり限界利益やら貢献利益やら、はたまた安全余裕率やら、そういうのが出てきて、

損益分岐点売上高=固定費÷(1-(変動費/売上高))ー②

なーんて式から説明してある書籍もあったりして、これでは財務に対する興味を失せさせるために説明しているのでは?と勘ぐってしまう気もします。(当然、各種士業において新規参入を阻止するためにわざと難しく説明しているのかも。。。)

さて、下種の勘ぐりはこの辺にして、話を進めましょう。

和尚の頭の中は①と②というのは結局一緒と思っております。

原理原則を考えればあと、このことさえ知っていれば足ります。

 

・費用=変動費+固定費に分解できる。

・変動費の性質=売上に比例して増減する

・変動費率=変動費÷売上⇔変動費=売上×変動費率

・固定費=決まっていて動かない

・損益分岐点とは、利益が0となる売上高

 

これらは絶対暗記というより、常識くらいに思っていただけますか?日本語ができればおのずとから、理解できそうな感じがしますが。

 

はい、これらの前提条件で色々移項してきますよー

問:損益分岐点売上高の式を作りなさい

⇔売上-変動費-固定費=利益=0

∴売上=変動費+固定費

⇔売上=売上×変動費率+固定費

⇔売上-売上×変動費率=固定費

⇔売上(1-変動費率)=固定費

⇔売上=固定費÷(1-変動費率)

となり、②の式になりますよねー。

試験中に、私は↑こういうの作ってます

理由は

・式を暗記すると忘れる

・検算しやすい。

そして何よりも、

・途中の式が、問題を解くときに楽に入れる場合がある。

例えば②の式ですが、これ、電卓でやろう思ったら、メモリーキーとかむっちゃ使わないとむりですやん、

でも、途中の式から始めたら割合楽にできるんじゃないでしょうか。

これ、応用編があって、目標利益の売上を求めるには①式に求める利益を入れて、移項するとか出来るので、こっちのほうが好きなんですけどねー。

てなわけで、和尚の財務特攻隊、今回は軽めでお願いいたします(笑)

くどいようですが、

ここ

で詳しいことは見ていただければ・・・

 

来週は2次試験直前、でも財務特講その5、

「CF」

をお送りします。

 

合掌

 

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