事例Ⅳ対策~nao
こんにちは、なおです。
事例Ⅳは、日々の努力が大切だと思うので、最初に取り上げました。
●経営分析
過去問を10年分やると、経営分析は、安全性、収益性、効率性に分けて、同じ指標が何回も出ているものがあり、解答に使う文章も基本の文章を覚えて(○○だから、短期安全性が低い。等)、それに与件の内容を当てはめるということに気づきました。
ただし、問題をやりながら、与件の記載や表の数値によって、どの指標を用いるというメモ(ファイナルペーパーに使用)は増やしていきました。
●理解をする
平成26年度のCVP分析の問題は得意で解法も合っていたのですが、細部で迷って、もったいないことをしました。
途中1カ所で間違えると最終の結果も異なり、数点が合否を分けるかもしれませんので、当日に完全に理解した状態にしようと思いました。
また、昨年の第2問の損益計算書に数値を入れる問題でも「税引前当期純損益がマイナスの場合は、法人税等はゼロになる」というのは、過去に出た論点ですので、そのような部分は確実にとれるように理解をしました。
●問題集
昨年は以下をこなしました。
・過去問(10年分)
・受験校の2次問題集
・1次試験の時の問題集が2次試験の内容も含まれていた(2次試験の勉強期間は時間もないのでやりませんでした)
・ファイナンスとアカウントのそれぞれの問題集
・意思決定会計講義ノート(イケカコ)
・他社模試
多年度生である程度の理解はあったのと、仲間でやろうと決めた内容だったのでこなせましたが、個人的には理解を深めて応用にも対応するためには、過去問と限られた問題集を何回も行って、完全に理解するのが良いと思いました。
以下はご参考までにファイナルペーパーに記載した一部です(矢印部分は今回、説明のための追記したコメントです)。
◆手順
1.解答用紙。フリー記入欄。→最初に確認。
2.設問の種類。→どんな設問があるかをサラッと確認。設問から経営分析の指標を推測する方もいましたが、私はしなかったですし、長い設問もあるので、時間はかけませんでした。
3.B/S等の表に符号を入れる。→昨年度に教えてもらった方法で、2年分の数値が記載されている所は符号をつけることで、間違い防止と怪しい数値に気づく効果があります。
指標の計算を与件を読む前に全て行い、怪しい指標に関連する記載を与件に探しに行く方もいましたが、私は与件を読んで怪しい記載をチェックして、指標を全て計算する方法でした。
以下は計算をすると決めていた指標です。
・安全性(流動比率、当座比率、固定比率、負債比率、自己資本比率)
→固定長期適合率は、理由の文章を書きづらく、解答になりづらかったので、計算はしませんでした。
・収益性(売上高総利益率、売上高販管費比率、売上高営業利益率、売上高経常利益率)
→26年度で売上高販管費比率は変わらないという結果があったので、計算しました。
・効率性(棚卸資産回転率、有形固定資産回転率(、売上債権回転率))
→売上債権回転率は解答で使う頻度が低かったのですが、昨年度は解答候補になっています。
・競合との比率。→この比率に差がある場合は解答候補になるため。
・単位チェック、解答用紙に単位を書く。 →細かい失点を避けるための対策をしました。
・使う数値チェック。 →昨年度では「小数点第3位」、「税率30%」の部分。もったいない失点は避ける対策をしました。
・2期間比較は「低下」、他社比較は「低い」と書く。
◆計算問題
・計算で迷ったら、ボックス図を描いてみる&全体像を把握することを心がける
・ムダな条件は設定されていない。使っていない設問の条件があったら、「絶対におかしい」と思う。
→上記は一概には言えませんが、細かい所に注意する意味で、以前からの記載を書いたままにしました。
◆論述部分
・経営分析と情報システムの設問は、本文から絶対に離れないこと
・知識で知らなくても何とか解けることもある
⇒とにかくパニックに陥らないこと
以上です。他にもCF計算書の記載の流れや間違えやすい部分などを色々書いていました。
2回目の2次試験は事例Ⅰ、ⅡでAでしたが、事例Ⅳで失敗したのがあったので、10月の忙しくなった時も数分でも計算問題は毎日やりました。
皆さんも日々、頑張ってください。
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