診断士:2次 事例4 経営分析記述のパターン(収益性 経常利益率)
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こんにちは。夏と冬はどちらが好きですかと聞かれると、一年中夏だったらいいと考えてしまう、ちょっと真夏は暑苦しい、勢い系ストイック診断士 @タキプロです。
さて、収益性の最後は経常利益です。
私は、個人的にはあまりこの指標が好きではありませんでした。
この指標を使うと、全ての問題が内包されてしまうからです。
問いに、
『問題点の根拠を最も的確にあらわす』、と記載がある以上、他の指標の方が適切ではないかなーと思うこと(問題の本質は金利ではなく、粗利が低いことだとかですね。。。)もたびたびありました。
しかしながら、これはテストです。
合格した後で、顧問先の指標を指摘する場合は、もっと具体的な指標を指摘してあげましょう。
事例Ⅳの経営指標では、場の空気を読む力も重要ですよ。
さて、恒例のフロー図です。
① | 売上↓ | ||||
利益↓ | |||||
② | 原価↑ | ||||
③ | 販管費↑ | ||||
④ | 利息↑ | ||||
だいぶ縦長になりました。
縦長になったということは、それぞれ横の説明は詳しくかけないということになります。因果が短くなるということですね。
文章にすると、
①で売上低下の中、②で原価、③で販管費の率が上昇し、④で利息負担増が利益を圧迫し収益性が低い
となります。
私の答えはこちら
平成20年
最新機能を備えない主力設備で売上高見込めず、老朽化で修繕費増や借り入れ金利負担が経常利益を圧迫し収益性が他社より低い。
H16年
利益率低い従来品販売による売上総利益の圧迫や新規設備投資と従来品在庫投資の金利負担増が経常利益を圧迫し収益性が低下。
いかがでしょうか。皆さんも、ご自身のパターンを作ってみてはどうでしょうか?
明日は、経営分析にかけるこだわりです。
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