財務・会計がキモだった [duck]
こんにちは。水曜日の朝担当、duck@タキプロです。
朝担当と言いつつ、投稿が今頃になってしまいました。
私の記事を楽しみにして頂いている、マニアックな方々(^^;、申し訳ありません。
さて、今年の試験も最後の口述の結果発表で終わりとなります。
今年の1次・2次を通した試験を振り返ってみると、財務・会計の力が本当に求められているんだ、と感じます。
難易度が高かった1次試験
解答用紙が空欄だらけの2次試験
昨日、もんさんが書いていましたが、「説明する力」を求められているのだと思います。これは簿記などと異なり、中小企業診断士に当然、求められる力です。
簿記は極論すれば、経理部門に属する人が正確な財務諸表を作れるか?を試す試験。一方、中小企業診断士は、財務状況をもとに、経営上のアドバイスが出来るのか?を試す試験だからです。
そういう「説明する力」が一層強く試される傾向に変わってきているのかもしれません。
言うまでもなく、受験生として出来ることは、財務・会計の力を上げておくことです。
特に2次試験の事例Ⅳ。こちらにも書きましたが、事例Ⅳは実力と得点が最も乖離しない科目だと思います。事例Ⅰ~Ⅲと比べて、力をつければ得点に繋がるのです。
今年の2次筆記試験で不合格だった方の感想を見ていますと、それほど出来たという実感がなくとも、事例ⅣでA/B評価をもらっている方が多いようです。
裏を返すと、しっかり出来れば確実にA評価。その中でも高得点者に位置付けられれれば、総合評価でも合格に近付くということです。
1次試験、2次試験ともに、限られた時間の中で正確に処理する能力が求められていることは変わらないと思います。
そのためには、毎日1問でも良いから継続して続けること。これに尽きると思います。
経営は1日にして変わりません。経営をアドバイスする診断士にも、継続する力が求められている、というと深読みし過ぎでしょうか。
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