会計士ぶーすか直伝『究極の事例Ⅳ対策』

こんにちは、タキプロ9期が誇るコメディリリーフぶーすかでーす。

去る5月13日、縁あってタキプロの勉強会(H26年-事例Ⅲ)に初めて参加させて頂きました。
出席して思いました。参加された皆さん、本当によく勉強されていて、実にレベルが高い。
今年こそ絶対に、絶対に合格してくださいね。

で、当日、いわばリリーフ的に参加した私に対して事務局から「会計士なんだから、休憩時間を使って、事例Ⅳで一つネタをやってほしい」とのリクエストがありましたので、『会計士ぶーすか直伝 究極の事例Ⅳ対策』といういかにも胡散臭いペーパーを作成して、出席者限定で配布いたしました。

あまりに酷い内容なのでここで全文を書くことはできませんが、このうちぶーすかが推奨する、試験当日にすべき「究極の事例Ⅳ対策」をご披露したいと思います。いきなりですが、これが恒例のオープニングクイズかつ本日のメインテーマです。

Q:試験当日にすべき「究極の事例Ⅳ対策」とは一体何か?

ヒントを5つお示ししましょう。

ヒント①:公認会計士240、不動産鑑定士240、中小企業診断士320

ヒント②:今年の本試験で変更になったことにも関係する。


ヒント③:財務会計的なアドバイスは一切含まれていない。


ヒント④:ゆえに、勉強会当日、この答えを発表したときの受験生の反応は実に冷ややかだった。

ヒント⑤:試験直前まで引っ張って良さそうなネタなのに、今、あえてオープンにする。

5分ほど考えてみて下さい。

この間、少々雑感を。

【ここで余談】やはり「連結」など簿記2級新論点は引き続きケアすべき

平成30年度2次試験に向けた対策本が出始めておりまして、先日、書店でとある事例Ⅳ関係の新刊を見たのですが、昨年出題された「連結」問題に関する記述がほとんどなくてびっくりしました。おそらく平成25年出題のサプライズ問題「品質原価計算」のように、「滅多に出ない問題」として分類されたと思われます。
確かにそういう見方もアリかと思いますが、私の個人的な意見は、「H29年をきっかけに連結・合併問題は事例Ⅳで市民権を得た可能性がある」です。
以下の商工会議所の見解(改定のポイント)をご参照下さい。
実社会の流れとして中小企業においても連結会計ニーズは高まっているのです。


【ご参考】商工会議所 簿記2級 試験範囲 改定のポイント – 連結会計
親会社(他の会社を支配している会社)と子会社(他の会社に支配されている会社)からなる企業集団の財政状態および経営成績などを明らかにするために、それぞれの個別財務諸表を合算させた財務諸表を連結財務諸表といいます。連結財務諸表を作成するための手続きは連結会計と呼ばれていますが、これまではすべて1級の出題範囲とされていました。しかし、連結重視のディスクロージャーの制度になってからもう20年近く経過して定着しています。また、税法などでも企業集団を対象とした制度の整備が進んでいることに加えて、企業経営自体、グループ全体を視野に入れた経営判断を行う連結経営が加速していますので、連結会計に対するニーズは大企業のみならず中小企業においても高まってきています。こうした実社会での流れに合わせて、2級の段階でもある程度の連結会計について習熟しておくことが望ましいと判断しました。』


連結を含めた簿記2級に関する平成29年度の改正ポイントについては、今年もケアしておけば後悔しないと思います。

【まとめ】平成29年度より簿記2級の範囲で変更された事項(商工会議所HPにリンクしてます)
point 1 課税所得の算定方法 →税効果会計は1次出題済
point 2 圧縮記帳(直接控除方式のみ) →H29年事例Ⅳに登場
point 3 リース取引の借手側の会計処理・表示
point 4 外貨建の営業取引および外貨建売上債権・債務の決算時の換算
point 5 連結会計(その1:資本連結)
point 6 連結会計(その2:連結会社間の取引・未実現損益の消去)
point 7 連結会計(その3:連結精算表および連結財務諸表の作成)→H29年事例Ⅳに登場


連結や企業結合会計に関しては、昨今の新聞でも「武田薬品によるシャイアー買収」とか「ソフトバンクによるスプリントの連結外し」とか話題に事欠かない
ですよね。こうした記事を読んで、なんでそうなるのか等、自分なりに理解できるようにしてくださいね。

さて、そろそろ答えを発表したいと思います。

怒らないでくださいよ。

A:「延びた休憩時間10分で仮眠を取って脳を休ませて下さい」

<解答への道>

ヒント①:公認会計士240、不動産鑑定士240、中小企業診断士320
→これは論文式試験1日当たりの試験時間(単位:分)です。会計士・鑑定士試験は2~3日要することもあり1日240分。
しかし、診断士試験では事例Ⅲ終了時点で240分。脳が疲れ切ったところで、電卓を使う事例Ⅳ80分はマジに過酷。
ですので少し脳を休息させてリフレッシュしたいところ(私の体験でも事例Ⅲが終わった段階でかなり消耗していました)。
しかし、今までの休憩時間ではロクに頭を休める時間がなかった。

ヒント②:今年の本試験で変更になったことにも関係する。
→休憩時間が10分延びました。

ヒント⑤:試験直前まで引っ張って良さそうなネタなのに、今、あえてオープンにする。
→10月になっていきなり「10分仮眠を取れ」といわれても抵抗される方は多いと思います。
ですので、5月の今のうちから昼休みなどを使って10分程度仮眠することにチャレンジして頂きたい
そして、寝起き後のスッキリ感をぜひ体感頂き、さらに習慣づけして欲しいのです

これは私が実際やっていたことですが、会社の昼休み1時間を①食事15分、②仮眠10分前後(超短時間ながら熟睡)、③寝起きで事例Ⅳの過去問を30分で解く(もちろん完答はムリ)と使うこともがありましたが頭がスッキリして好結果でした。
さすがに本番では休憩時間が短いため、効果の高い「超短時間熟睡」はできませんでしたが、1次・2次ともに問題用紙が配られて開始の合図が出るまでの間、突っ伏して目を閉じて脳を休ませておりました
今でも昼休みに10分前後、仮眠を取っております(時々タイマーをかけ忘れて午後1時過ぎまで寝てしまうことも・・・・)。


そして今年。休憩時間が10分延びましたので、脳が疲れ切っている事例Ⅳの直前では、ぜひ仮眠を取って頂きたい。

具体的なプランとしては、事例Ⅲの終了直後でスマホのタイマーを使って10分程度仮眠する(できれば「超短時間熟睡」して頂きたい)。起きたら顔を洗う。リフレッシュした頭でファイナルペーパーなどに目を通す・・・・・・。ってなところですかね。
ぜひ模擬試験などで試してみて下さい。
よく物事をなすときにはゴールから逆算して考えるといいますよね。過酷な事例Ⅳを少しでも良いコンディションに整えて受けるこれが「合格の近道」となるのではないでしょうか。

昨今、仮眠の効用を説く本が多数出回っておりますので、ぜひご自身で研究されることをオススメします。
本日はここまで。

カミング・スーン(coming soon)は絶好調「いか」さんによる「前半総集編」です。どうぞお楽しみに!。

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