事例4 財務の嗅覚を磨く
2次試験コンテンツ目次 >事例Ⅳテーマ一覧 >難しい問題をみわけることの重要性について
こんばんは。腰痛のため、座れません。
勢い系ストイック診断士@タキプロです。
本日の話題に入る前に、人見知り診断士が作った、すっごいファイルのご紹介です。
事例を音声で(しかもきれいなプロの声優さん)が読み上げてくれるファイルです。
↓関連記事はこちらから↓
是非、お試しください
さて、本日は
財務の嗅覚を磨く事の大切さ
ことについてお伝えします。
嗅覚
そんなの必要ないだろう。
そう思われる方も多いと思います。
ふぞろいでも、書く、読む、考える、が大事だって言ってた
そういわれる方も多いでしょう。
でも、財務で一番大事なのは、
嗅覚です。
平成21年度事例Ⅳの問題を見てください。
この問題を見て、どのように解くか、皆さんは説明できますか?
・・・
・・・
ちょっと、質問が事例Ⅰぽいですね。
もう少し、制約条件をつけてみましょう。
平成21年度の問題を見て、どのような順番、時間配分及び取組方針で解くか、今年度の事例の特徴を踏まえて150字以内で答えよ。
といった感じでしょうか。
解答:
本事例は設問の難易度差が大きく、全体的に点数が取り難い。その為、まず問題全体を確認し、配点の高い経営分析、第3問の計算問題、第4問の知識問題の順番で解く。時間配分に充分留意し、残された時間で、第2問及び第3問の記述を解く。この記述は、難易度高いが、最後の1分1秒まであきらめずに、1点でも2点でも部分点の獲得を図る。取組方針は、設問間の優先順位を明確にし、取れるところで確実に得点し、全体で50点程度を目指す。
いかがでしょうか?
昨年の事例でこのような方針を立てられた方は、得点を取ることができたのではないでしょうか?このポイントは、
難しい問題と簡単な問題、
捨てる問題と絶対に点数を取る問題
を嗅ぎ分けることです。
そして、優先順位で取れるもの、取らないといけないものを先に行います。
もし、第1問⇒第2問⇒第3問。。。と順番に解いていくと・・・
おそらく第4問のオプションにはたどり着くことができません。
このような、致命的なミスを起こさないためにも、問題の難易度を嗅ぎ分ける嗅覚が必要です。
次回は、具体的な嗅覚トレーニングについて、お伝えします。