秘儀電卓使用術
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おはようござりまする。
誰にも言えない大きな夢がある人見知り診断士@タキプロです。
さて、本日は「電卓使用術(基本編その2)」をお送りいたします。
※第一回目はこちら→電卓使用術(基本編)
※その他電卓系ネタ→電卓力トレーニング
本日お伝えする電卓使用術
メモリー機能編
定数計算機能
メモリー機能について
<メモリー機能とは>
複数ステップにわたる計算過程で出るステップごとの計算結果を記憶させる機能です。複数ステップの計算結果を足したり、引いたりすることができます。計算結果をメモしたりする必要がなく(※)、入力回数を減らすことで入力ミスの発生可能性を低減できます。
※本試験では、検算が必要なのでメモする方がいいです。
<使用方法>
計算ステップごとに電卓の上部に配置されている「」or「」をpush
<具体例>
例えば、複数年度のフリーキャッシュフローの現在価値を求める問題
1年目 2年目 3年目
FCF 26 29 26
複利現価係数 0.943 0.890 0.840
①26×0.943
②29×0.890
③26×0.840
④R・CMキー or RMキー
各年度のFCFを合算した現在価値が算出されまs。
定数計算機能について
前回は「」の定数計算を使って経営指標簡単算出の仕方をお伝えしました。
今回は「」の定数計算使用法方法をお伝えします。
<定数計算機能とは>
同じ数値を複数回使用する計算において、複数回使用する数値を定数として固定し、再入力せずに他の数値と掛け算をすることができます。
<使用方法>
固定したい数値を最初に入力し、「×を1回押す」 or 「×を2回押す」※機種により操作方法が異なります。
5×(or×を2回)6=30
7=35
8=40
というように定数化した5の再入力が不要になります。
<具体例>
例えば、複数証券の期待収益率を求める場合
生起確率 A収益率 B収益率
60% 20% 30%
①0.6×(or×を2回)0.2=0.12
②0.3=0.18
今回はここまで
財務の力の要素に「電卓力」があります。
「電卓力」とは電卓のキーを素早く、正確に叩く力。電卓の機能を使いこなす力です。
財務の力強化のため、「電卓力」磨いてみるのもいいかもしれませんね。
次回は、実際に過去問を活用した応用編をお送りいたします。by人見知り診断士
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