財務会計特化型のありえないミス③ by ヤマジュン
桜の綺麗さが身に染みる…
タキプロ10期関西メンバーの「ヤマジュン」です。
皆さま体調はいかがでしょうか?桜の季節がやってきましたね!
私も去年で30歳になって、今まで以上に桜の綺麗さが身に染みるようになってきました。
7年間勉強して、ようやくの思いで合格できたからでしょうか!
ぜひとも皆さんにも合格を勝ち取っていただき、美しい桜を共に開放的な気持ちで味わっていただきたい。そう心より願っております。
さて、前回の投稿でお話させていただきましたが、財務会計特化型の私は、事例Ⅳ、第1問での痛恨のミスをおかしてしまいました・・・。
(前々回の自己紹介を含めた記事は、こちらからチェックをお願いします)
事例Ⅳ、第1問での痛恨のミス!!
果たして事例Ⅳ第1問での痛恨ミスとは、なんだったのでしょうか。
私の事例Ⅳの再現回答
では、ここで私が問いた事例Ⅳ 第1問の再現答案を記載します。
1.①売上高営業利益率 1.20%
②有形固定資産回転率 17.08回
③自己資本比率 35.59%
通常通り、経営分析の問題ですね。いつもと変わることのないパターンです。
では、某予備校の解答速報はどうなっていたかというと・・・
1.①自己資本比率 35.59%
②売上高営業利益率 1.20%
③有形固定資産回転率 17.08回
違いがお分かりでしょうか!?順番が違うだけじゃない?と思われるでしょうか?
その通りです!そして順番が違うということは、間違いなのです!!
昨年の設問でいうと、
「なお、優れていると考えられる指標を①の欄に、課題を示すと考えられる指標
を②、③の欄に記入し・・・」
そうなんです!優れていると考えられる指標に、課題の指標を、課題を示す指標に、優れている指標を入れてしまったのです!
なんてことでしょう!!しかも正しくかけば、指標・数値ともにバッチリだっただけに、余計に悔しい・・・
帰りの電車は放心状態でした・・・
芋づる式+皆が取れているところに傾斜配点の噂
昨年の第1問の配点は、24点でした。
単純にここだけの間違いであれば、予想では▲8点。
ただ、やはり悪い方に考えた場合のネガティブ思考はどんどん肥大化していきます。
芋づる式「ふぞろいでは、第1問の設問1とのつながりで設問2が採点されると記載がある」
→これはつまり、第1問で優れている・課題、とあげてる指標と正反対の内容の文章を設問2で書いてしまっていると、芋づる式に間違う。
(ちなみに、設問2は本来の正しい解答を前提に書いてました・・・なんでやねん!)
減点!
傾斜配点「まことしやかに言われている、皆が取れているところに点数がはいる」
→H30年 事例Ⅳは計算問題の正解率は極端に悪かったという噂。つまり皆ができているであろう第1問に傾斜配点がされる。
事例Ⅳアドバンテージ消失!
勉強して、7年目。最後の最後に魔物が潜んでいた。
以上 「財務会計特化型のありえないミス」 でした。
肝心の点数は何点だったのか?
はい、3回にわたり書かせていただきました、「財務会計特化型のありえないミス」
ですが、現にブログを書かせていただいている訳で、お陰様で無事合格を果たす事ができました。
そして、図らずも、経営分析で指標を逆にしてしまった場合の点数はどうなるのか、
という貴重なデータも同時に取得することができました。
そんな私の得点開示の結果は・・・
事例Ⅰ:59点
事例Ⅱ:61点
事例Ⅲ:54点
事例Ⅳ:76点
合計:250点
ということで、事例Ⅳにて経営分析をミスした場合の点数は、76点でした!
なんとか、なんとかイメージ通りの点数を取ることが出来た。
これが私の昨年1年間の冷や汗ストーリーでした・・・
次回は、事例Ⅳ全体の再現答案を共有させていただきたいと思います。
毎週金曜夜、土曜朝と夜、日曜夜は関西メンバーの担当日です。
次回は本日夜、関西メンバーのもなかさんです!
是非ともチェック、お願いします!
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興味深く読ませていただきました。
本試験の受験以降に答え合せをされたと思いますが、その時の自己採点と情報開示による得点に差異があったかどうか、配点24点の第1問で「やらかした」「芋づる」と思われたにもかかわらず76点という高得点だった結果に対して予測通りか、など検証・分析・私見が語られる続きが楽しみになりました。次回を期待して待っています。
セイジュ様 コメントいただきありがとうございます。興味を持って読んでいただけまして、嬉しい限りです。おそらく、今回私がしたようなミスは、他の例はないのではと自負しております(笑)だからこその貴重なサンプルだと思っておりますので、私なりの見解・分析を今後語っていければと思っております。ぜひとも次回以降もご期待に添えるような情報を提供できればと思いますので、よろしくお願いします!