【2次試験もゆるふわ!】数字はトモダチ(事例Ⅳ)/どんさん
自己紹介
おはようございます!
タキプロ10期東京のどんさんです。
いよいよ10月!
泣いても笑ってもあと3週間。
ここまで来たら今までの自分の努力を信じて全力を出し切りましょう。
そのためにも心身ともにコンディションを整えることが重要な時期です。
本日のテーマは事例Ⅳです。
好き嫌いが極端に分かれる事例ですが、私はこの事例が一番好きです。
なぜなら「センスではなく努力が実を結ぶ事例」と考えているからです。
苦手意識のある方も、3週間努力すれば間に合います。
得意と思っている方も、3週間気を抜いたら失敗します。
本日は私の事例Ⅳへのありったけの想いを書かせていただきます。
皆様の参考になり自信につながれば、と願っております。
私と算数
はじめに、私のバックボーンを少しご紹介します。
・小学生の頃から得意科目は算数、苦手科目は国語。
・大学の専攻は応用数学。
・本は大の苦手だが、ページの半分がグラフか数式なら苦にならない。
これだけ書くと数字が苦手な方には「うへぇ」と思われてしまうことでしょう。
でも聞いてください!
私は天才ではないですし、数学的センスが抜群な秀才でもありません。
それでも長年算数が好きな理由は、ずばり、
「算数が簡単だから」
なんです。
計算は繰り返し訓練すれば、すぐに得点につなげることができます。
その実例として私の経験をご紹介したいと思います。
事例Ⅳは算数
私なりに「算数はいろんなルールを数字で表すこと」だと思っています。
数学は「数字よりさらに大きな概念(例えば集合)でルールを表すこと」です。
この定義に当てはめると事例Ⅳは算数です。
数字を使いますからね。
そして算数は小学校までで皆さん学習しています。
自信を持ってください!
算数を習得するには以下のステップが必要です。
①公式を覚える
②公式を当てはめるセンスを磨く
③計算を訓練する
④読み間違いや転記ミスをしない
通常、算数が苦手な方は①②が難しいと感じるのではないでしょうか?
しかし実は試験で点を落とす要因は、圧倒的に③④の失敗です。
ここからとるべき対策を検討していきましょう。
数値に意味を求めるな
前述の①公式を覚える、②公式を当てはめるセンスを磨く、の対策についてお伝えします。
出題パターンを丸暗記する事、です。
本来の算数の勉強であれば、公式や計算結果の持つ意味を理解した方が、
公式の選択ミスがなくなりますし、応用力も身に付きます。
そういう教育を受けてきたため、数字があるとつい意味を考えてしまいますよね。
「この指標は大きいといいんだっけ?悪いんだっけ?」
「この数値は一般より大きいのか?小さいのか?」
しかし今年、中小企業診断士試験に合格したければ、
これを考える時間を他の学習に充ててください。
事例Ⅳに限って言えば、公式の使用パターンはそんなに多くありません。
過去問を5年分位解けば、ある程度の出題パターンは網羅できます。
もちろん少しひねった問題はありますが、
それらは「捨て問」としても十分に得点が期待できます。
本質を考える誘惑に負けず、頻出パターンを丸暗記してください。
私が初めて2次試験を受けた際は、独学のため勝手が全く分からず
1次試験の合格発表後から約2か月、過去問のみを解き、試験に臨みました。
全体は散々な結果ではありましたが、
事例Ⅳだけは85点という高得点を獲得しました。
その後通塾をし学習を進めると、知識はついてきましたが、得点は下がる一方でした。
「事例Ⅳは計算問題だ」と思い込んで受験した年が
最も高得点だったという事実がこの主張の裏付けです。
事例Ⅳは机で勉強せよ
では前述の③計算を訓練する、を磨くにはどうしたらよいか?
その答えは毎日計算問題を解くことです。
それも紙に書くことです。
計算は思考ではなく技術です。
考えるものではなく体得するものです。
事例Ⅳは必ず机で勉強してください。
私は母親の教えで、小学校3年生から毎朝計算ドリルを
1ページ解いてから登校することを日課にしていました。
夕方帰宅したら、朝解いたドリルの間違いを復習して
もう一度同じ問題を解く。
これを日課にするだけで確実にテストの点は向上しました。
得点できるようになると、ますます算数が好きになります。
さすがに大人になってからは計算ドリルはしていなかったため
初めて事例Ⅳの過去問を解いたときは計算ミスも多くありました。
すぐに小学生の時の経験を思い出し、毎日設問を1つずつ解いた結果、
ミスはどんどん減ってきました。
この歳にして親に感謝です。
しかしさぼるとすぐミスをします。
ここから3週間、毎日少しでも計算問題を解くことをお勧めします。
算数は小学生で学ぶレベルのものですから、難しくありません。
3週間あれば体得できます。
むしろ3週間という期限付きであれば、集中力が維持でき、より効果的だと思います。
最後に④読み間違いや転記ミスをしない、の対策ですが、これは過去問を解くことです。
2年目以降、通塾で先生に教わったことは
「自分がなぜそのミスをしたかを考えろ」ということでした。
つまりミスをしないと学べません。
そのために過去問を解きましょう。
③の計算練習も兼ねて過去問を解くことをお勧めいたします。
おわりに
今月が試験、と思うと不安が募ってくる時期だと思います。
今からできる新しいことを探す必要はありません。
基本に忠実に、試験当日にするべきことを明確にする。
ぶれない自分を作ることが今までの努力を実らせる最短の道だと思います。
試験前、私からは最後のエールとなります。
皆さんの合格を祈っております!!
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