急がば回れの簿記2級/とくさん

こんにちは!タキプロ10期東京のとくさんです。
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来年に1・2次ストレート合格を目指す初学者の方で受験校に通っている方は、そろそろ企業経営理論の講義が終わって、財務会計をインプットしている頃ではないかと思います。

財務会計は1次試験のみならず、2次試験の事例Ⅳにもつながる重要な科目です。しかしながら、受験生の中で得意不得意が一番大きく分かれる科目でもあります。この科目を得意科目とすることができれば、大きなアドバンテージになります。

簿記の知識はどこまで必要か

中小企業診断士の試験においては、「簿記を知っているに越したことはないがマストではない」とよく言われます。確かにその通りかもしれないのですが、個人的には日商簿記検定2級レベルの知識習得は強くお勧めします。財務会計の得意不得意も、簿記の知識有無が大きく影響しているようには感じます。

私は学生時代に日商簿記検定2級を取得し、就職してからは会計システムのSEとして、企業の経理担当者が顧客の仕事をしています。会計の専門家ではないですが、ある程度日常的に簿記に触れているため「簿記を知っていると決算書が立体的に感じる」と思うことがあります。複式簿記は必ずバランスします。決算書を見て、例えば借入金を減らす必要性を感じた場合に、借入金を減らすと相手勘定として何が動くかが同時に見えてきます。相手勘定の候補は1つとは限らないので、それらの選択肢が決算書上でパッと色がついて浮かび上がるような感覚があります。

この感覚は、2次試験の事例Ⅳでは大きく役立ったと感じています。決算書上から見える課題と対応策を見出すまでの時間が節約でき、正答率も上がるからです。

今からなら2月の試験に間に合います

初学者の方には厳しいかもしれませんが、今からなら来年2月の日商簿記検定と並行しながら1次試験の学習を進めることも、不可能ではありません。

1次試験の学習がペースダウンしてしまうかもしれませんが、2次試験まで見据えた場合は「急がば回れ」です。必ずやその効果は実感できると思いますし、2次試験のみならず、試験合格後の実務でも大きな力になると思います。苦しいとは思いますが、是非チャレンジを検討してみてください。

明日はやーまさんの登場です!お楽しみに!

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