第5話:大原?LEC?TAC?TBC?マンパワー?診断士2次試験公開模試で分かる合格答案の法則
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毎週木曜日になると、眠くてたまりません。勢い系ストイック診断士@タキプロです。
本日は、『ぽち』を先頭に持ってきてみました。
ランキングだけを楽しみに生きているリーダーの為に、私ができること。
それは、ブログ村のバナーをブログに貼り付けることぐらいです。
涙無しでは聞けない、リーダーの3連休に、皆様の清き『ぽちっ』とで、元気をください。
さて、本日は
先日の ブログの解答編です。
与件文の抜粋です。
公開模試事例Ⅳ(抜粋)
第2問
1.D社は、海外の大手メーカーXとY社より、OEM受注の打診を受けた。
2.主力設備の稼働率向上のためにも、OEM受注を引き受けたいと考えている。
3.D社主力設備の状況
4.D社の制約条件
5.単価に関する記述と制約
6.新規取引の制約条件
7.操業度度別の予算データ
設問1
X、Y社の注文について引き受けるべきか否かを80字以内で述べよ。
合格者の答案が考慮したと思われる点
1.D社は、海外の大手メーカーXとY社より、OEM受注の打診を受けた。
パターンが、
OEM受注する:Xのみ、Yのみ、XYの両方
OEM受注しない:どちらも駄目
2.主力設備の稼働率向上のためにも、OEM受注を引き受けたいと考えている。
社長の意思なので、強い思いがある。
問題では、稼働率について問われ可能性がある。
3.D社主力設備の状況
わざわざ、状況を書いてる。解答に使うのか?
4.D社の制約条件
条件が色々あって、混乱しそうだが、しっかり整理して丁寧に解答しよう。
設備の余力について算出ができそうだ。
結果、余力がありそうだ。
5.単価に関する記述と制約
単価についての記述があるということは、収益性についても記述するのか?
設問1では、80字なので厳しいか?
設問2で収益性を聞いているので、そちらメインで使うのではないか?
設問1で使う可能性が無いかどうか、考えてみる必要がある。
6.新規取引の制約条件
でたでた、新規取引を前提とした制約条件。
これを計算に入れないと、数値が大きく変わる。
計算する前に、もう一度確認したい部分。
7.操業度度別の予算データ
珍しい出題形式だな?
この表の意味は?
どこで使うのか?設問1 or 設問2
といった、感じのことをぶつぶつ考えながら、問1の問題を解いたのではないかと思います。
そして、問いの解釈は?
設問1
X、Y社の注文について引き受けるべきか否かを80字以内で述べよ。
結論は述べなければならない。
80字の字数は、結論だけでは多い。
理由を述べる必要があるのではないか?
収益性と稼働率どちらを優先して答えを出すべきか?
結論を出すには数値を計算する必要がある。数値は入れる必要があるか?
解答
Y社注文を受けX社は断る。理由は、①現状の主力設備は〇〇で、余力が△△ある。②Y社注文受託で稼働率100%となる。③X社注文は現状の設備状況では受託不可能。
78文字
7~8割ぐらいの点数を確保したい問題。
解答期記述時に考える点
コンテンツは何を入れるか?結論+理由①、②、③
理由については、どの順番で書くか。
⇒得点になりそうなものから書く。
といったところです。
逆に、不合格となる答案は?
収益性について言及 結論+収益性的な理由①、②
⇒設問2で聞かれていることと解答がダブっている。
⇒与件に書かれている、社長の主張を汲み取っていない。
Y社を選ぶ説明になっていない。
⇒現状に関する記述が無い。
⇒余力に関する記述が無い。
結果として、文章を読んでも、なぜY社を選ぶのかがわからない。
つまり、問いに対して答えていない。
問いは、
X、Y社の注文について引き受けるべきか否かを80字以内で述べよ。
ですので、なぜ引き受けるか?(引き受けないか)を述べていなければ、解答として成立していません。
このような、解答として成立していない間違えをしてしまうと。。。。
不合格になる確率が一気に高まっちゃいます。
ご注意ください。