【事例Ⅳ】計算手順を設計し、ミスしたポイントを残す by けい

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のけいです。
過去の私の投稿もぜひご覧ください!

設問文から解答をイメージする – 令和元年度 事例Ⅰ- byけい
題意を捉え、因果で回答する byけい



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■はじめに

2次試験まで2ヶ月を切りました。みなさん情報収集や教材も選び終わり、過去問にも取り組み始めている時期かと思います。

私は2次試験を4回受けているのですが、最終年に事例Ⅳの勉強をするときに取り組んでいたことをお伝えさせていただきます。

私が事例Ⅳ共通で取組んでいたことは以下の2点です。

1.計算手順を設計する

2.ミスした内容を「やってしまったリスト」に残す

皆様、忙しい時期だと思いますので、さっといきます!

■計算手順を設計する

時間を計らず事例に取り組む際や問題集を解く際は、計算過程を文字で一度書き、計算手順を設計することをおすすめします。

(日々僅かな時間を捻出して勉強する方にとっては少しめんどくさいです。私はめんどくさかったです。)

損益分岐点売上高を求める問題であれば、

 損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率

と、計算式を書いた後に数字を当てはめていく、といった形です。

メリットは、

・計算過程の理解が深まる

・解答確認の際、ミスしたポイントがはっきりする

・事例Ⅳで出てくる「計算過程を示す」問題の練習になる(例:令和3年度第2問)

ことです。

私は事例を解くときに、

・すぐに数字を書き始める

・簡単な計算の過程を端折り、暗算してしまう

という癖がありました。

結果、計算ミスした箇所に立ち戻る際に時間がかかるといった問題が起きていたのですが、計算過程を設計することで解消され、実際の試験でも出てくる「計算過程を示す」問題への対応もスムーズに行うことができるようになりました。

■ミスしたポイントを残す

合格した令和3年度は、どの事例も勉強中に誤った内容はメモに残していました。

人は一度痛い目をみたのに案外あっさりと忘れます。(私は寝たら忘れます)

私の場合は、試験直前に「これまでにやってしまったリスト」を見て、同じ轍を踏まないようにしました。

▼私のやってしまったリストの例

・(子供がいじって)計算機の四捨五入と切上の設定が変わっていて計算ミス

・解答に記入する単位(千円・百万)をチェックし忘れた

・CVP分析で、営業利益/経常利益/純利益、どの利益で固変分解を求められているかチェックし忘れて解答する利益を間違えた などなど

令和3年度の第2問では解答の単位が「円」で求められました。

私が過去問等を解いている中では「円」での解答はあまり目にしなかったのですが、上述の「これまでにやってしまったリスト」に助けられ落ち着いて対応することができました。

気づいた瞬間、「過去に間違えてよかった!」と試験中に思ったのを今でも覚えています。

■おわりに

現段階で勉強中に間違えることは普通のことですし、間違えない問題ならやる必要もないかと思います。

自分のミスに向き合うのは、苦痛で本当に試験までに間に合うのか?と不安になる時もありますが、確実に一歩進むことができます。ぜひ「やってしまったリスト」を作って本番に臨んでください!


次回はわぎーさんさんの登場です。
お楽しみに!

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