口述試験は緊張しても大丈夫! byよういち

みなさんこんにちは。
タキプロ14期のよういちと申します。

2次筆記試験も終わり、いよいよ残るは口述試験のみ!完全合格は、もう目の前です。

タキプロ口述試験対策セミナー
!!満員御礼!!
申込者多数のため受付を終了いたしました。沢山の参加申し込みを頂きありがとうございました。

■はじめに

製造業勤務でタイに赴任中、40代男性のよういちです。
タイは1月でも30度くらいの陽気なので、まったく季節感のない年末年始を過ごしました。
でも、自分が口述試験を受験したのが1年前のことかと思うと、時の流れを感じます。また、このタキプロも含め多くの診断士の方々と繋がることができ、とても充実した1年だったなと改めて実感しています。

さて、今回は診断士試験の最後の関門、口述試験について、私の体験も踏まえて書かせてもらおうと思います。

■まずは事例の復習から

ほぼ全員が合格する口述試験ですが、試験である以上は不合格の可能性はありますし、受験生のみなさんはモヤっとした気持ちで不安だと思います。私も当日は本当に緊張して、何を答えたかよく覚えていません・・・
覚えていることと言えば、とにかく何か回答すれば合格できると信じ、「沈黙」だけは避けようと考えていたことくらいです。

極端な言い方をすれば、回答の内容が質問の趣旨と少しずれていたとしても、何か回答できれば不合格になることはない試験だと思います。これまでの1次や2次試験のように、合格者を選ぶ(=不合格を出す)試験ではないので、試験官も丁寧に回答を拾ってくれます。

ただし、何も回答できないのでは試験官もフォローのしようがないので、「沈黙」だけは絶対に避けたいところです。

そのためにも、事例企業の内容は、しっかりと頭に入れて臨みましょう。
問題を何度も読み返すことはもちろん、自分で想定質問を作って回答を考えるなど準備をして、少しでも「沈黙」のリスクを避けるようにしましょう。

■質問にはオウム返しで

面接試験の簡単なテクニックとして、オウム返しがありますので、これは是非とも実践してみてください。

要するに聞かれた質問の内容を繰り返して回答するわけですが、質問を声に出すことで、自分がこれから話す内容を再認識できると同時に、心を落ち着けたり、回答時間を稼ぐことにもつながります。

例えば、「事業承継前のA社の強みと弱みを答えてください」という質問が来たら、「はい、では事業承継前のA社の強みと弱みについて、お答えします。事業承継前のA社は・・・」という具合です。これで少なくとも沈黙は避けながら、事例企業についての知識を言葉にできれば大丈夫でしょう。

■緊張しても大丈夫

それでも緊張して、試験本番はなかなか上手にはじゃべれなくなります。私も緊張しましたし、周囲の受験生の方々も落ち着かない様子だったのを覚えています。

でも、大丈夫です。

なぜなら、上手にしゃべれるかどうかを見ている試験ではないからです。
就職面接や、何かのインタビューではありませんし、自分をよく見せる必要もありません。
中小企業診断士として、これからもキャリアを歩んでいきたいという前向きな気持ちがあれば大丈夫だと思います。

人前で話すことが苦手な人もいると思いますが、それで不合格になる試験ではありません。
事前の準備だけはしっかりと行い、当日遅刻せずに会場に到着すれば大丈夫です。

■おわりに

口述試験は、受験生のみなさんを不合格にするために実施している試験ではありません。
緊張しますし、終わった後は本当に疲れてヘトヘトになりますが、もう合格は本当に目の前です。
中小企業診断士になって活躍したいという気持ちがあれば、必ず合格できます。

ぜひ最後まで気を緩めずに、頑張ってください。


次回はきゃるろさんの登場です。
お楽しみに!

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