失敗から学ぶ口述試験 by ゆるふ

読者の皆さんこんにちは!
タキプロ15期のゆるふと申します。 
口述試験まであと2日となりました。
受験される方、体調管理は万全でしょうか?
今日は花金ですが、くれぐれも飲み会で風邪をもらったり、酔っぱらって転んで怪我したりしないようご注意ください。
どの記事でも書かれていますが、無事に試験室へたどり着き、試験官とコミュニケーションを取ることができれば合格できます。
試験が終わったら、ぜひ同志で集まって祝杯をあげてはいかがでしょうか?

 





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■はじめに

口述試験ではほぼ落ちることはないとはよく聞きますが、今までの筆記試験よりもずっと強い緊張感を感じている方が多いのではないでしょうか?
私はただでさえビビりで緊張しいなミジンコの心臓の持ち主なので、2次筆記試験の結果が分かった時から、嬉しさ以上の度合いの緊張感が胸の中に押し寄せてきた記憶があります。

今回の記事では、

「こんな私でも無事だったので、皆さんは何も心配ありませんよ」

というちょっとした勇気づけにもなるよう、今だからネタとして話せる私の失敗談をご紹介します。

「この人よりはましかな…(笑)」と思っていただけたり、反面教師として参考にしていただけたりできれば非常に幸いですので、ぜひ最後まで読んでみてください!

■タキプロ口述セミナーでの大失敗

私もタキプロ口述セミナーの模擬面接を受けました。
その時、恐らく同じセミナーを受けた受験生の中で、最も大きな失敗を経験したのではないかと思います。

セミナーまでに、4事例全ての与件文を何度も読み返し、設問にも口頭で答えられるように準備して臨みました。
自分は緊張しいだからこそ事前準備が全てと思い、与件文はほぼ完璧に頭に入れられた気がしていたので、模擬面接までには少し緊張が収まっていました。

しかし、いざ自分の模擬面接が開始すると、試験官役の先輩タキメンの一つ目の質問(確かA社)について、堂々と違う事例企業(多分B社)の内容をつらつらとしゃべり続けてしまったのです。
先輩タキメンは「自分で気づけるかな?」と様子をみてくださっていたのだと思いますが、恐らく3分程話続けていたと思います。
止められるまで何も気づけませんでしたし、指摘されたときも3秒くらいは全く「?」の状態でした。

その後仕切り直そうとしたものの、完全にテンパってしまった頭は一切復活せず、その後の質問も何を話しているか自分でもわからない状態で終わってしまいました。

■失敗を経験するための練習

自分の未熟さに意気消沈し自信を完全になくしてうなだれていましたが、同じグループで模擬面接を受けていた同期合格者の言葉で救われました。

「ゆるふさんの失敗を目の当たりにできたため、自分も同じ失敗は絶対にしなくて済みそうです。ありがとうございました!」

失敗はするもの、失敗を次に活かす、同じ失敗を繰り返さないという、基本的だが忘れがちな社会人としてのアドバイスをいただいた気がして、お世辞でもとてもありがたく、すぐにポジティブな気持ちになることができました。
やはり、診断士を目指す方々はクライアントに適切な助言をしたり、ポジティブな気持ちにさせたりすることが上手なんだなぁと感じました。

この経験によって、私も本番では絶対に同じ間違いをしないよう、質問されたら少し間が空いたとしても必ず頭の中で「聞かれている事例企業の復唱」をするようにしました。

その後、他の受検支援団体の模擬面接も受けましたが、失敗時よりは確実に落ち着いて質問を聞き受け答えすることができるようになりました。

■本番は緊張しても大丈夫

失敗から成長を実感できていたものの、流石に口述試験日間近には緊張感がMAXに達していました。
本番直前には口の中はカラカラ、手足は冷え切っているのに顔や背中は汗をかいているような状態で面接に臨みました。

しかし、歴代の合格者が話していた通り、面接官の方は優しく問いかけてくださり、私の支離滅裂な説明でもうなずきながら所々フォローもしてくださりました。

おかげさまで何とか最後まで乗り切ることができ、無事最終合格することができました。

■ちょっと変わった質問

面接の内容では、少し特殊な質問を受けたので共有いたします。
多くの場合は4つの質問で終わり、解答の長短で質問数も増減するということはよく聞いているかと思いますが、私の場合もその通りで、解答が短かったためか5問目がありました。

4問目までは設問を少しアレンジしただけのような答えやすい質問でしたが、5問目(C社に関連して)は、

「単能工のメリット・デメリットは?」

という内容でした。
多能工化を図るというような与件文や助言解答は過去問で多々見ますが、敢えて単能工について深堀されるとは思わず、決して難しくはないが面接中という環境では論点を上手くまとめられず微妙な解答になってしまいました。

やはり、しっかり4問で終えられるようにした方が、余計にドギマギせず面接を終えられると思います。

■おわりに

口述試験を受けたことがない方に、どんなに「大丈夫だよ!」と言っても疑念が無くなることはないと思います。
実際、今の自分が受験時の自分にいくら説明しても確実に信じてもらえません。

なので、不安や緊張は受け入れて本番に臨んでください、というのが私なりのアドバイスになります。
受け入れられるようにするためには、練習でしっかり失敗し、同じ失敗を絶対に繰り返さないようその経験を活かすことが重要だと考えます。

皆様の診断士受験生ライフ最後のイベントが有終の美で飾られることを陰ながらお祈りしております。

次回は、あややさんの登場です。 

お楽しみに! 

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