【２次】かずの口述試験体験記（2012年）

おはようございます！金曜担当のかず＠タキプロ４期生です

２次筆記試験の合格発表が２週間後になりましたね。

本日はかずの口述試験の体験記をお話したいと思います。

私は大阪商業大学で口述試験を受けました。

当日、会場の教室に着くと、こんな紙をもらいました。

この紙、東京の会場では配られなかったみたいです。口述試験の細かいオペレーションは地区によって異なる可能性があるんですね。ただし、この紙に書いてある注意点はどこの会場でも共通かと思いますので、注意しておきましょう。

 

ちなみにですが、受験生のほぼ全員がスーツで来ていました。昨年の口述試験は合格率100%なので私服で来ていた受験生も合格していることになりますが、無難にスーツで行くのが良いと思います。

教室で待っていると番号を呼ばれ、別室に通されました。この部屋は口述試験の時間が間近になった受験生の待機場所のようでした。この部屋でもしばらく待ち、しばらくすると面接官のいる部屋に案内されました。

予備校からは面接官は３人と聞いていましたが、２人でした。2012年は受験者数が昨年よりも増えたことが理由だと思います。また、面接は予定時間の10分ほど前に始まりました。つまり、口述試験の時間が早まる可能性があるのです。必ず余裕を持って試験会場に行きましょう。

部屋に入ると、まず名前と年号を聞かれました。間違って西暦で答えると、「年号でお願いします。」と言われ、すぐに訂正しました。ちょっと焦りました(笑)

その後、私は事例Ⅰと事例Ⅱの内容を質問されました。

【質問１】

（試験官）Ａ社が海外進出するメリットを教えて下さい。

【回答１】

（か　ず）国内と国外の観点があります。まず、国内について、国内の自動車メーカーや家電メーカーが海外進出しており、縮小する国内市場の脅威を避けることができます。それから国外についてですが、これは国内とは逆の観点になりますが、国内メーカーが海外で工場を作るケースが増えていますので、拡大する海外市場を取り込めることがメリットとなります。

【質問２】

（試験官）Ａ社は機能別組織を採用しています。機能別組織のメリットを教えて下さい。

【回答２】

（か　ず）間接部門が重複せず、事業部制よりもコスト削減を行えることです。また、社長が全ての部門を見るため、意思決定が迅速に行えることです。

◆事例Ⅱについて

【質問３】

（試験官）酒造メーカーＹ社と提携したＢ社のメリットを教えて下さい。

【回答３】

（か　ず）まず、市場調査を行えたことです。それと、Ｂ社はそれまでＸ市内で事業を行ってきましたが、市外にも販路を拡大することができました。

【質問４】

（試験官）Ｂ社のＨＰに掲載する内容をＢ社社長にアドバイスして下さい。

【回答４】

（か　ず）Ｂ社は1899年の創業ですので、歴史や、こだわりの製法、具体的にはカメを用いた伝統的製法を紹介します。また、Ｘ市の畜産業や陶器製造業、酒造業を紹介します。

（試験官）他には？

（か　ず）他には！？(思わず声をあげて一瞬焦るが、すぐに思い付く。)ありました。Ｂ社はコーズリレイテッドマーケティングをしていますので、寄付の結果を公表します。市民からロイヤリティが獲得でき、それによって売上向上にも繋がります。

---

面接時間は１０分のはずでしたが、私は５分ほどで終わりました。各質問への解答は２分が目安と案内されていましたが、各１分ほどで答えていたと思います。

また、お気づきになった方もいらっしゃるかと思いますが、上記質問１は本番で出題された問題と全く同じ内容の質問です。ただし、本番に書いた解答と同じことを答える必要はありません。（面接官の手元には、私の解答用紙はないようでした。）ですので、２次試験本番の問題は必ず解き直してきましょう。

 

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪