【口述試験】最後に大事なのは、やはり人間性!
皆さん、こんにちは!
月曜日担当の、はっしーです。
早いものでもう12月、合格発表の時期になりました。不安な気持ちの方が大半と思いますが、結果は蓋を開けて見ないと分かりません!
今回は発表日から口述試験までのことを書きたいと思います。
発表日、合格を確認したら早めに模擬面接を予約しておきましょう。タキプロも12/ 7(土)、11(水)の2回「タキプロ口述対策セミナー」を開催しますので、是非ご利用ください。
私は模擬面接を2回受けましたが、その1回目は発表翌日の土曜日で、まさに面接初体験。自分なりに与件内容や再現答案は読んで頭で覚えていたつもりでしたが、しゃべろうとするとうまくまとまらず、これはちゃんと練習しないと難しいな、と感じました。
どこが問題か?
自分の経験を振り返ると、
- 思いついたことを何でもしゃべろうとするので、ポイントが相手に伝わりにくい
- 2分の時間感覚が身に付いていない
の2つだと思います。自分の頭で理解していることと、それを人前で相手に分かるように説明できることとは違うんですね。また声や姿勢は良いが、ひざに置いた手の何気ないクセは気になりますよ、とも。やはり外見も大事です。このように自分の気付かなかった良い点や悪い点を指摘してくれるという意味で、模擬面接はとても有意義。受験仲間同士、あるいは家族相手にやってみても良いですね。
私が残り1週間でやったことを、まとめて挙げておきます。
- 事例企業の強み、弱み、機会、脅威、目指す方向性、経営課題などを自分の言葉で、各々1分程度で話せるくらい頭に叩きこむ。
- 事例問題に関連する用語やテーマをチェックし、1次テキストやネット検索等で調べておく。例えば今年の事例Ⅱなら、「地域ブランド」「円滑な事業承継」「商品ラインアップ」「新商品開発」「販売チャネル戦略」「インターネット販売」「POSの活用」「プロモーション戦略」「プライベートブランド戦略」「農商工連携」などが関係ありそうですね。
- 想定問を何度も読み返して覚える。口述対策セミナーに出れば1事例:10~15問程度は集まるので、その他自分が気になる問題をいくつか追加すれば、数的には十分。
- 2分の時間感覚を身に付ける。緊張するとどうしても早口になるので、しゃべる時は腹式呼吸でゆっくりと。2分で話せる字数は600字程度と言われています。風呂、トイレ、通勤の途中などに、ブツブツ小声でやっていました。
ここで改めて口述試験の目的を考えておきましょう。
試験合格率は極めて高く過去12年間で99.6%。昨年は100%でした。
試験会場の係員の方も大半が診断士ですが、最後に控え室から面接試験会場に一人ずつ誘導されていくときに、係員の方が「大丈夫ですよ。落とす試験ではないですから頑張って下さい」と励ましてくれました。また面接官も色々な方がいるとは思いますが、私が当たった方を含め周囲で聞いた限りでは、それほど意地悪で強面のタイプはいなかったように思います。全体的に通してあげようという雰囲気が感じられました。
このように口述試験は、知識や面接スキルを問う試験ではなく、診断士として社長の前でコミュニケーションできるか人かどうかを確認する試験だと思います。
難しい質問に当たった時に、何とか自分の知識を駆使して面接官に伝わるように誠意をもって答えようとするのか、それともどう振る舞っていいか分らず黙ったまま何も答えないのか。経営コンサルタントとして、どちらが相応しいかは明白でしょう。相手に対する思いやりと現場対応力。やはり最後は、この人だったら安心して任せられる、一緒に仕事ができる、と相手に感じさせる人間性ではないでしょうか。
口述試験、高い合格率だといっても決して甘く見ず、模擬面接を受け、想定問を2分以内で話す訓練をして、ぜひ気持ちよく突破して下さい。
でも一番大事なのは、どんな質問でも相手に分かるように誠意をもって伝えようとする姿勢。そして合格後の実務補習でも、その後の診断士活動でも、その心がけを忘れずに頑張っていきましょう!
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対象者:2次筆記試験合格者
参加費:無料
内容:・口述試験についてのガイダンス ・想定問題を使った模擬面接
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(※12/6(金)10:00より申込が可能になります。)
お問い合わせ先:タキプロ事務局 takipro2010@gm
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