【2次試験】 口述試験対策(その1)

 

おはようございます。ナリ@タキプロ5期生です。

筆記試験が終わって1か月以上が経ちました。受験した人にはホッと一息つける期間になりますが、リフレッシュできたでしょうか。

結果発表まで10日あります。少し気が早いですが、私がやった結果発表から口述試験までの期間の取り組みを2回にわたってお伝えします。

まずは、口述試験の内容を確認します。

この試験は、ちゃんとクライアントとコミュニケーションできるかどうかを確認するものです。知識を問うものではありません。ですのでほとんどの人が合格します。でも、不合格になる人もいるのでちゃんと準備しましょう。

試験の進め方についての情報です。

面接官は2人、受験者は1人です。昨年、私が聞いていたのは受験者は面接官の机の場所から少し離れた所に椅子だけで座る、というものでした。つまり全身が面接官から見られている状態です。しかし、私が受験した東京では面接官との距離はあるものの、その間は全て机で埋められていました。受験者にも机がありましたので、面接官からは受験者の上半身しか見えない状態でした。受験者にとっては精神的に落ち着くものでした。

時間は約10分です。面接官の質問に対して2分を目安に回答します。それを4問繰り返すのが標準です。回答が2分よりあまり長く答えると、簡潔に答えるように注意を受けてしまいますし、回答時間が短いと質問数が増えることになります。質問数が増えると回答に窮する問題にぶつかる危険性が高まります。そのためなるべく2分前後で答えることを身に付けることが重要です。2分間話すことは少し練習すれば感覚ができます。また、どうしても短くしか話せない時は、質問への直接の回答でなくても、質問に関連する知識や質問された企業の情報をあえて説明するのもOKです。出題される事例はどれになるかわかりませんが、2つの事例から質問されます。

後は、おどおどせずに普通に会話が成立すれば大丈夫です。私は昨年、緊張によって頭が真っ白になり、思考が停止して黙ってしまうことを心配しました。

そのため、始まってから短い時間で落ち着けることを考えていました(願っていました)。

足は少し開き気味にして座り、下腹(丹田)を意識して深呼吸することを心掛けました。これは有効です。

また、結果的にもっと有効だったとおもうのは、試験官が「では、始めます。私からB社について質問します。」と切り出されたときに、私が「かまぼこ屋さんですね」と声を出したことです。試験官は、「そう!」とにっこりして返事をし、大きくうなずいてくれました。

つまらないやり取りですが、試験の質問の前に意味を持った言葉を発したことで、私はとても落ち着くことができました。肩の力が抜ける感じです。緊張感は残念ながら抜けませんが・・・。無機質な受験番号や名前の発表ではなく、意味のある言葉を発するこの方法は、皆さんにもお勧めです。ちなみに面接官はA社、B社としか言いません。

答え方にもいろいろな工夫があります。

良く言われるとおり、回答の冒頭で質問の内容を繰り返します。

面接者「〇〇〇について説明してください。」

受験者「〇〇〇について説明します。」

質問をオウム返しに繰り返すことで、

・面接官に質問をきちんと理解していることを示す

・回答2分の時間の内で何秒かを稼ぐ

・繰り返している間に答えを考える

等の効果があります。

ゆっくり話すことも大事ですが、普段の自分の話すスピードを変えると自分自身が混乱する危険性がありますので、落ち着いて話すことを心掛ける程度で大丈夫です。

大声を出す必要もありません。2メートルほどしか離れていないのですから。声の小さな人は多少意識する方がいいかもしれませんが・・・。

今日は以上です。

====================

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

====================

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です