イーホンの呟き：緊張し過ぎた口述試験

こんばんは！イーホン＠タキプロ５期生です。

２次試験に合格された皆さま、おめでとうございます口述試験が終わるまでは決して気を抜かないでください

残念な結果だった皆さま、決して諦めないでください皆さまは難関の１次試験をクリアし、２次試験という貴重な体験をされました。これは本当に凄い事ですよ。ここまでやってこれたのだから、諦めなければ道は開けます

昨年、私は２次試験に合格した後、喜びと共に「あと少し！気を抜かないように！」と言い聞かせていました口述試験は99.5％合格できる試験ですが・・・、試験中に緊張のあまり一言も喋れないまま終わってしまうと落ちてしまうそうなので・・・ただ、試験官の人が助け舟を出してくれるそうなので、それほどガチガチに考えすぎる必要はないとは思いますけどね

私の口述試験は・・・・大変な緊張をしました・・・・

当日、私は午前10:36に開始だったのですが、万が一電車が遅れたりしたら大変だと思い、8:30位に駅に到着するようにしました。その後、どっかの喫茶店でカフェオレを飲んで心を落ち着かせました。そして、会場まで、ゆっくり歩いて行きました。2時間前に駅に到着するようにする方が多いですね・・・

会場では、最初は大部屋控え室に行きます。そこでは自由に着席して待機します。同じ予備校で見たことあるけど会話したことがない顔がありました。会話はしませんが、なんとなく微笑み合ったりしますお互いに合格してよかったね・・・と心の中で言い合っているようです（今考えると気持ち悪いですけど・・・）

しばらくすると、自分の試験時間を「10：xxから10：xxまでの方」と時間単位で呼ばれるので、第２の控え室に移動します。そこでは、番号毎に座る場所を指定され、決まったところに着席します。順番が来て前の人が口述試験に行くと、自分は席を移動していきます。先入れ先出しですね。だんだん自分の席が移動していきます。緊張感が高まっていきます

とうとう自分の番が来ました試験委員の方に番号を呼ばれ、その試験委員に着いていきます。試験委員は受験生を一人ずつ口述試験の会場まで連れて行くのです。私は、エレベーターを２階上がった会場に連れて行かれました。連れて行ってくれた試験委員は若い女性でした。試験委員が緊張をほぐすために話しかけてくれる、という話を聞いていたのですが、その女性試験委員は全く話しかけてくれませんでした・・・（決して不平を言っているのではないです。そんなパターンもある、ということをお伝えしたかったので・・・）

まさに中で口述試験を実施している部屋の前で待ちます。と言っても、前の方が出てきてすぐに部屋内に呼ばれました。「お入りください」私は「の」の字を３つ手に書いて飲み込みました。でも、緊張感はほぐれません・・・。緊張は極度に達しています頭に血が上って貧血で倒れそうになります

緊張のあまり、手が震えてカバンをうまく置くことができませんでした・・・・

まずは事例Ⅱについて、質問されます。よく覚えていませんが、難しい・・・と思える質問でした。でも、行き当たりばったりでなんとか回答しました。すると、試験官の方がにこやかに頷きながら聞いてくれました。少しだけ緊張がほぐれた気がしました２問ともうまく回答できたと思いました。通常２分は話すように、と口述試験対策で言われていたし、２分間話す練習を何度もしたのですが、実際に話していた時間はわかりません。本番ではそんなこと考えていられないです。

その後、笑顔の試験官から変わってもう一方の強面の試験官が事例Ⅲについて質問してきました。やはり、内容は緊張のあまりよく覚えていませんが、既存市場に対する新製品の販売について（だったと思う）聞かれました。私は緊張し過ぎて「新市場に・・・」と話し出してしまいました。試験官に「え！本当に新市場ですか？」と問い返され、「はい！」と答えてしまいました・・・そしたら試験官は「本当に、本当に新市場ですか？」と聞いてきました。私は、「しまった」と気づいて、「いえ、既存市場です。C社は既存チャネルに新製品を販売しました。」となんとか言い直すことができました。すると、試験官は「そうですよね。既存市場ですよね。」と重ねるように言ってきました。私は思わず「はい。既存市場です。申し訳ありませんでした。」と謝ってしまいました・・・試験官はその私の謝罪の言葉に重ねるように更なる質問をしてきたんです。その後の記憶はありません・・・。黙りはしなかったのですが、何を答えたかさっぱり覚えていません。トータルで５問出題されたことになります。

「以上で口述試験は終わりです。お疲れ様でした。」この声を聞いても緊張はほぐれませんでした。たかだか１０分ですが、冗談ではなく、本当に長く感じましたよ今までそれなりに長く生きてきました。結婚式のスピーチ、サラリーマン時代に部内の朝礼で社長が唐突にやってきて更に前触れなく司会をやらされたとき、初めて客先で実施したプレゼン、そんな緊張感なんか屁みたいなもんでした。足がガタガタ震える感じがして、うまく歩けなかったことを覚えています・・。私は、妙な歩き方で、会場を後にしたのでした・・・

やっと・・・やっと終わった・・・・。この時の解放感は忘れられないですね。長かった受験生活。この解放感を味わっている自分が夢のようでした

口述試験を受ける皆さん緊張しない人はいません（ほんの少し居ますけど・・・）。緊張しながらでも、決して黙らないようにすればいいんです。とにかく黙らない。決して黙らないでも、決して舐めてはいけない試験です。適当なことを言ってはいけません。真摯に一生懸命話しましょう。２次試験に合格し、対策をしてきた人だから９９．５％合格できる試験だということを忘れずにそれくらい難しい試験だと思います。