2次筆記試験合格発表後の対応 byたろ
皆様、おはようございます。たろです。
2次試験筆記試験を合格された皆様、おめでとうございます。
1週間後に控えた口述試験に向けてしっかり頑張ってください。
今回は残念ながら努力が実らなかったけど、切り替えて来年に向けて頑張ろうと考えている方には本当に頭が下がります。
私自身多年度生でしたが、曖昧な理解をじっくり定着させたり、自分と向き合う時間ができると思い、プラスに考えていました。
人間万事塞翁が馬とも言います。何が起きても幸・不幸どちらに転じるかは予想できないものですので、前向きにとらえていきましょう。
本日は2次筆記試験合格発表後の対応についてご紹介します。
1.(合格者)口述試験までの準備
合格発表まで勉強から離れていてまだ何も対策していないという人は、2次試験の問題を引っ張り出して与件文をしっかり読み込みましょう。
1カ月前くらいに試験を受けたはずなのに、結構事例企業のことを忘れているんですよね。
私もそうでしたが、合格発表までは筆記試験の結果は気にせず忘れようとしていたら、本当に忘れてしまいました。
事例企業のことをイメージできるようにしておかないことには、試験官の質問に解答することができません。
移動時間や休憩時間など隙間時間を活用してじっくり読み直してみましょう。
何も考えずただに読むよりも、以下の内容あたりを意識すると良いと思います(筆記試験の時と同じです)。
①事業内容・業種 ②企業の規模 ③SWOT分析(内部環境、外部環境)④過去から現在の問題 ⑤今後の課題 ⑥社長の思い・方向性など
また、口述試験の時間は10分間で、各事例から1~2問ずつ出題され、出題数は5問前後です。
1問あたり約2分で解答する必要がありますが、2分間意識して話すのは意外と長いです。
例え、事前に十分に準備したとしても、全く想定していなかった問題も出題され、思うように話せない可能性もあります。
話す時間が短すぎたかなと思った場合は、質問内容と関係することを追加して話すことで時間を稼ぐこともできます。
例えば、A社の強みや弱みを聞かれたら、今後の活用の方向性も解答してみる。
メリットを聞かれたら、デメリットも解答してみるなど
当日は緊張して臨機応変に対応できるかわかりませんが、困ったら思い出してください。
与件文を思い出し10分間何も話さないことは避けて、何とか乗り切りましょう。
2.(来年の2次試験に向けて)2次試験の得点開示請求
来年に向けて頑張ろうと考えている方は、2次筆記試験の得点開示請求を行いましょう。
請求することで各事例の正確な得点を確認することができます。
結構わかりづらい場所に掲載されているので、確認方法を以下の通りお伝えします。
(J-SMECA>試験に関するよくある質問(FAQ))
https://www.j-smeca.jp/contents/013_c_faq/001_faq_shiken.html
※頁一番下の「中小企業診断士試験にかかる保有個人情報の開示請求の申請手続きについて」からWordファイルを確認できます。
得点開示に必要な書類等には以下の4点が必要です。
・保有個人情報開示請求申請書
・本人確認のための書類(免許証、マイナンバー等)
・住民票の写し
・返信用封筒(404円分の切手を貼る)
自分の得点を確認したうえで、後日J-SMECAに掲載される「出題の趣旨」と自分の再現答案を見比べることをお勧めします。
これからの勉強に向けて、考え方のズレや思い違いはなかったか振り返ることができます。
また、再現答案と得点は受験支援団体や予備校などに共有する機会もあったり、他の人と解答を比較してブラッシュアップすることもできるようになりますよ。
手続は簡単ですし損はないので、知らなかった人はぜひやってみてください。
なお、得点開示の書類の到着は私は申請してから1カ月くらいかかりました。忘れたころに到着するので、気長に待ちましょう。
明日はやまけんさんです。お楽しみに!
<過去の記事>
たろの2次試験後の過ごし方
緊張との付き合い方
勝つための条件
「トリセツ」で事例Ⅳのケアレスミスを防ごう!
「設問分析」で得点力アップ!(2次対策)
残り1カ月の過ごし方
自己紹介と1次試験で重宝したツール
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