タキプロ的おすすめ書籍22「論点思考」

おはようございます!ふくまにあ@ タキプロ九州ですねこへびこちら九州も昨日は雪が舞いました~雪さぶ~。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今週のおすすめ書籍は、「論点思考 内田和成」をご紹介します。

論点思考/内田 和成
¥1,680
Amazon.co.jp

内田氏は前著「仮説思考」でご存じの方も多いと思います。元BCGの日本代表で著名なコンサルタントです。

この本では、内田氏が企業が抱える様々な問題に対応する場合に、「ちょっと待て!それは真の問題か?」と問い直し、「論点」を設定することにより成果をあげる方法が解説してあります。

そもそもの問題設定がズレている時、その問題を言われるがままに解いていても、成果は上がらす、上がっても短命に終わります。

「例えば売上増のために、価格を下げる、広告を打つ、販売促進策を打ちだす、営業にハッパをかけるなどのアクションを起こす。これらの対処療法は、一時的なカンフル剤としては効果をあげるかもしれないが、結局は長続きしない。

なぜならば、売上不振は現象にしか過ぎない。

売上不振をもたらしている真の原因、すなわち論点は別にある。

例えば、商品そのものに魅力がない場合もあれば、商品力はあるのにチャネル選択、あるいはプロモーション戦略を間違っているために売上不振の場合もある。」


ふくまにあは、診断士の勉強を始めてから、「そもそも」を考えるようになりました。これは、2試験の勉強でもとても重要なことです。

論点がズレている施策、論点を考えていない施策はまわりを振り回すだけで、事態は余計悪化します。

診断士になったからにはそんなことは絶対にしてはならない、と「論点思考」をいつも心に留めています。

時折ページをめくって振り返る良書ですアメーバ

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