来年の計画は2本立てでいこう!!byもっち
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のもっちと申します。
運命の合格発表まで、1か月を切り相変わらず悶々とした年末をお過ごしの方も多いのかなと思います。
そんな私も昨年は悶々としておりました。
とはいえ、2023年はもうすぐ目の前です。
年末年始の長期休暇を活用して、これから来年の計画を立てようとしている方もたくさんいるかと思いますが、来年の計画は2本立てすることをおススメします。
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■はじめに
簡単に自己紹介させていただきます。
家族構成:37歳男、奥さんと娘2人、猫の6人家族
受験歴:1次1回、2次2回
本業:某テーマパークにてマーケティング
さて診断士に合格するとしないでは、その後の仕事もプライベートも大きく変わってくるので合否を待たずに来年の計画を立てることに躊躇されると思います。
しかし合否がわかってから活動計画を立てていては、診断士としてのスタートダッシュを切ることは難しくなります。
そこで私がおススメするのは、合格したA Planと残念ながら不合格となってしまったB Planの計画を2本、年末年始に立てるということです。
不合格のPlanなんて縁起の悪いこと考えられるか!!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、不合格のことを想定しておけば、不合格という悲しい結果を少しでも早く受け入れることができるので精神安定剤の役割にもなるのです。
■Aプラン、Bプランとは
具体的にA PlanとB Planについて解説していきます。
まず合格した場合である、A Planです。
A Planの肝は、診断士登録するために必要な実務ポイントをどのように、いつまでに取得するか、ということです。
一番最速かつ確実に実務ポイントを獲得できるのは、2月に行われる実務補習の15日間コースへの参加です。
これを行えば、最短5月に診断士として登録されます。
ただ15日間コースに参加するには、休暇を何日か取得する必要があるので本業の仕事の繁忙具合もあらかじめ想定しておく必要があります。
また診断士取得をきっかけに、異動希望や転職を考えている人もどれくらいのタイミングで動き出していつまでに新天地に移っておきたいかも計画しておきましょう。
続いて、不合格となるB Planです。
まずはなんといっても、もう一度試験に挑戦するかどうかです。
診断士取得を独立のきっかけに考えている人、転職を考えている人、昇進の手段としての活用を考えている人、様々な動機があるかと思いますが、それらを実現するために改めて中小企業診断士という資格が本当に必要かを考えましょう。そんなんの関係なく、ただ悔しいから受験する!でもいいと思います。
その上で、再度受験が必要という結論に達した人は、1次試験もしくは2次試験に向けての勉強計画をざっくりでもいいので立てておきましょう。
リハビリとして簿記や、ITパスポートの試験を受けたりするのもおススメです。
■もっちの2本立てプラン
では実際私がどのように計画を立てていたかを紹介させていただきます。
私は受験2年目で合格できたので、2本立て計画は2回経験しておりますが1年目と2年目で大きく変えませんでした。
まず前提として、私が診断士の取得を目指した目的は「副業をすることで個の稼ぎを作る」ことと「社内異動または転職(つまり現状の職場からの脱出)」です。
A Plan(合格)
・実務ポイントは、7月までに実務補習で5ポイント、実務従事で10ポイント取得し、遅くても年内には診断士登録をする。できれば2月の実務補習5日間コースに申し込みたい
・登録後は人脈形成のため、協会に入会し、研究会にも参加することで副業の足掛かりをつくる
・合格後すぐに、上司に試験合格を報告しさりげなく異動希望を伝える
それと同時に休眠させていた転職サイトアカウントを更新し、エージェントにコンタクトをとる
そして7月ころまでには、今の職場から脱出する
B Plan(不合格)
・転職活動も社内異動も、診断士取得は必須ではないが、くやしいことは間違いないので受験は再チャレンジする。
・原因究明のために即座に点数開示請求を行う。
・2年目は1次免除のため、3月からぼちぼち2次対策をはじめ、7月には模試を受けられるように解答レベルを上げておく
・社内異動も転職も診断士取得は必須ではないので、というかメンタル的に今の部署にはいたくなかったので、人事考課面談の際に異動希望をアピールしたり、転職活動も2月から開始する。
■実際どうだったか
1年目の場合
結果として不合格だったので、泣く泣くB Planを実行することになりました。
まず再受験は決めていたので、不合格とわかるや否や点数開示請求を行いました。
実際の点数を確認すると手ごたえ通り、原因は事例Ⅳということが改めてわかったので、具体的な勉強プランを立てるのと同時に、リハビリとして簿記の勉強を始めました。
そして計画通り7月には模試を受けられる解答レベルにまでもっていき、そのままの勢いで2次試験に挑み、リベンジを成功させました。
また受験勉強を開始するのと同時に転職活動も始めました。
結局転職には至りませんでしたが、転職すればいつでも辞められるんだという心の安定には繋がったので、結果として来年合格するまで今の職場で耐えることができたのだと思います。
2年目の場合
なんとか合格できたので、意気揚々とA Planを実行しました。
家庭の事情で2月の実務補習に参加することは難しかったので7月の実務補習を狙っていましたが、運よく追加で3月に5日間コースが実施されることになったので、そこに参加し5ポイント取得しました。
そして「取材の学校」という診断士のみが受講できる講座を受講し、受講者のみが参加できる実務従事で10ポイント取得できたので、最短の5月登録に成功しました。
後は計画通りに、協会に入会し、現在研究会に1つ所属しております。
また合格後は、異動を実現させるために1年目よりもさらに異動希望アピールを強めました。今の会社はセクショナリズムが強く部署異動は難しそうだったので、転職しかないかな、と思っていましたがコロナ禍で止まっていた社内公募が再開し、かつ行きたかった部署の公募があったのですぐに応募。運よく7月には合格が決まり、9月から新しい職場で勤務しております。
もちろん社内公募の面接では診断士取得を強くアピールしました。
■おわりに
いかがでしたでしょうか。
合格、不合格の両パターンで計画を立てることでどちらの結果に転んだとしても充実した2023年が送ることができるのでおススメです!!
なんといっても1年目の不合格を最低限のダメージで乗り越えることができ、次年度の合格に繋げることができたのが1番大きいと思います。
次回はヌノさんの登場です。
お楽しみに!
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