診断士のコスパbyロッキー
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のロッキーと申します。
過去の記事はこちらです。
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■結局のところ取得するコストに見合う価値があるのか
本日は、診断士取得のコスパについて考えてみたいと思います。
■コスト
まずはコストについてです。診断士取得にかかるコストはどの程度でしょうか?
・すぐに思いつくのは教材費、予備校費用です。数万円から数十万円というのが多数派でしょう。
・次に受験費用が掛かります。一次試験14,500円、二次試験17,800円です。
・また、時間というコストはいかがでしょうか。取得に必要な勉強時間としてよく言われるのは1000時間です。この時間で時給1,000円のアルバイトをすると100万円になる計算です。
これらが標準的にかかるコストです。これに加えて、
・複数回受験する場合はその分勉強時間も受験費用も多くかかります。
・二次試験の代わりに養成課程へ進む場合は約100万円から300万円程度かかります。
・遠方から受験する場合は交通費/宿泊費も無視できません。
合格後は、
・実務補習を受ける場合は受講費用約15万円+交通費、報告書の製本代など実費
+実務補習に合わせてノートPCを購入する方もいると思います。
・診断士協会に入会する場合は入会費用
以上、ざっと計算しただけでも金額換算で100万円~数百万円かけて取得することになります。
■パフォーマンス
それでは、パフォーマンスはどうでしょうか。
私は診断士に登録しても今のところ実務に直接的に役立った経験はありません。会計、法律、IT等広く学習はしますが実務で何かを判断できるレベルではなく、会計などは経理部の社員の方が余程詳しいのではないかとも思います。また、独占業務もありません。
このことから、診断士単独ですぐに活躍することは非常に難易度が高いというのが実感です。
■使えない資格か?
だからといって診断士を取る価値が無いのかというと、そんなことはありません。
独占業務が無いうえにカバーする範囲が広いという特性ゆえに、その使い方が重要になると思います。
例えば、「その道〇十年」とか「天才プログラマー」というと確かにすごいですが、その道で一番になることは困難です。しかも自分の成果以上のものは出せません。
でもそこに診断士が加わるとどうでしょうか、その道で一番にならなくても他者との差別化ができますし、知見を活かして周囲に助言できれば社会に還元する価値の総量は大きいと思います。
与える価値が大きいということはそれだけ収入を増やす機会も多いということです。
診断士は国家資格としてある程度の信用がありますが、他の知識や経験と掛け合わせてこそ真価を発揮すると思います。
■どのように使うか。
それでは、どのような使い方があるのでしょうか。
それまでの業界経験(製造、IT、飲食、小売、など様々)と掛け合わせて○○系診断士として活躍する例もあれば、社労士など他の資格と掛け合わせてダブルライセンスで活躍する方もいらっしゃいます。
診断士+専門性で「診断士としてこれができます」というものを作り、それを仕事に生かせると強いですね。
■おわりに
以上よりタイトルに対する結論としては、
コスパが良いかどうかは他の資格以上に「使い方次第」ということになります。
ありきたりな答えになってしまいましたが、私がお伝えしたいのは
・現在お仕事されている方も学生の方も、それは診断士取得後に自分の専門領域になり得ますので本業を蔑ろにすることなく専門性を高めておくことが良い
・診断士の専門領域は独占業務に守られるのではなく、専門性の高さによって維持するものなので、診断士取得後も継続的に学ぶ姿勢が必要
ということです。
私はこのようなことを診断士を取得してから痛感しましたが、受験生の皆様は今のうちから意識してみてはいかがでしょうか。きっと本業にも勉強にもモチベーションになると思います。
もし逆に「取得しても終わりじゃないのかあ・・・」、「じゃあどうすれば良いんだ」と感じた方、ご安心ください、タキプロがあります。
タキプロは受験生を支援する団体ですが、支援する側にとってもメリットがあるのでこんなに人が集まっているのです。人脈や情報が手に入る、お仕事の誘いがある、将来の仲間に対して貸しがつくれる(冗談です)、・・・など。
というわけでタキプロは合格前でも合格後でも、皆様をお待ちしています。しかも無料です(実費負担はあります)。
次回はけーさんの登場です。
お楽しみに!
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