回転数のはなし
受験生のみなさま、こんにちは。
シュール・M@タキプロです。
いよいよ春になりましたね。
冬の間は寒くて、早起きが苦手でしたが、
去年の今頃はもう、朝勉生活を始めておりました。
いつもより早めに勤務地に向かい、
熱いコーヒーで目を冷ましながらの勉強。
周りはTOEICやFP等、同じく朝勉してる人が多く、
もっとも集中して勉強ができる時間でした。
通勤ラッシュも避けることができたので、
おすすめです ^^。
さて、
先日、
今年ストレート合格を目指す診断士受験生との出会いがありました。
飲みの席でしたので話も弾み、
楽しい時間を過ごすことができました。
彼は熱血受験生 ^^
色々、質問してくれます。
「経済の過去問は何回転しましたか????」
^^
こういう質問は嬉しいです。
私も答えることができる質問であれば
一生懸命応えたいところでしたが、
この質問には困ってしまいました。
なぜなら、頻出論点の問題は3~4回以上解いたのですが、
重要度の低いと思われる問題は1~2回だけだからです。
頻出論点をじっくり抑えることは診断士試験対策では大変重要です。
たとえば、
「適切なものを選べ」という問題でしたら、
「ウが○」
、で終りにしては勿体無いです。
アは------だから不適切。
イは------だから不適切。
エは—が—になっているから不適切。
と指摘しようとしていますでしょうか?
(初見は難しいですが)
勿論、そんなことを1問1問していたら、とんでもない時間がかかる!
と思いますが、
ここは時間をかけてもいいところだと思っています。
このような過去問の使い方は、
特に、企業経営理論・運営・情報で有効です。
(経済は解説の理解が重要ですが、不適切な選択肢がなぜ不適切か問うのは合理的でない場合も多いので。)
中小企業診断士試験は、
毎年、同じ論点が繰り返し問われことが多い試験ですが、
同じ論点が出る場合でも、質問の聞かれ方は当然違います。
知っている論点なのに・・・ 正解が選べるか!?
それは、過去問で「ウを○にできたから」選べるのではなく
"エの不適切である点が理解できていた”から・・・
ということも本試験で経験しました。
これだけ出題範囲が広いと、
回転数をあげて記憶の流出を避けたい、とも思いましたが、
時間をかけて理解を深めるということも、
科目によっては大変重要です。
まだ、時間はあります。
頑張りましょう ^^v