2次試験に役立った書籍や道具 byこは



皆様こんにちは。

タキプロ14期ブログ班及びタキプロ多年度合格グループTKP43第2期生のこはと申します。
本日もよろしくお願いいたします。

本日は9月9日(土)ということで、今年の中小企業診断士2次試験である10月29日(日)まではあと51日となりました。

先日は2023年1次試験の合格発表がありました。中小企業診断士2次試験に晴れて臨むことになった皆様、誠におめでとうございます。2次の本番までの期間としてはあと約2か月ですが、まだまだ時間は十分に残されています。

本試験までの学習スケジュール(戦略)をしっかりたてていただき、自分にとって一番効果的な学習を進めていただきたく思います。


本日は主に(2次試験に関係する)勉強道具や書籍にまつわる話としてお伝えさせていただきます。


痛いところをつくツッコミん

今まで無駄に購入した色ペンで、あんたの家、色ペンだらけやん

・・・いや、色鉛筆セットもございます。。




私の前回の記事についてはこちらから。


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■昨年の今頃の私の現在地

まず、昨年の今頃を振り返りたいと思います。

4回の2次試験敗退を経験し、1次のリベンジ失敗を経て2年ぶり5回目のチャンスを手に入れたところでした。

ですが、盲目的に今までと同じ学習方法をしていては、5度目もまた同じ結果になると思い、本格的に学習を進める前に、今一度しっかりと立ち止まり、残りの2か月をどういった戦略で学習を進めるかをじっくり考えておりました。

共感するツッコミん

盲目的ってことは、イコール思考停止状態ってことやな!診断士試験で一番やったらあかんやつや


さすがに5回目の挑戦となると、残された2か月で予備校のカリキュラムを受講しても付け焼刃というか、今までの延長路線というか、合格できる気がさらさら起きなかったため、知恵を絞り、どうすれば合格できるくらいの力を高められるか、という問いかけを自分自身に対してしておりました。

■2次試験でお世話になった参考書


上記の状況下で、最終的に行き着いた答えはシンプルでした。


細かな対策はあるものの、(詳しくは前回の記事でいろいろ書きましたので、もし興味があれば前回の記事もご覧ください。)一番は、合格した方(またはできる方)の思考を、自分自身も同じように思考できるようになればよい、ということでした。


本棚にあって活用されきれていない参考書の一つに同友館さんから出版されている2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウがございましたので、それをじっくり読み込んで、合格者の思考プロセスをたどりながら、自分が腹落ちして納得感がある過去問回答を研究しました。


また、その思考プロセスを参考に、直近5年分事例Ⅰ~Ⅲの自分なりの模範解答の作成といった作業をひたすらしておりました。


できたマイ模範解答は、さらに写経して、抽出プロセスを体に叩き込んだり、解答を暗記しない程度に与件を何度も読み込んで、解答作成プロセスを頭の中でおさらいするトレーニングをしておりました。

たらればツッコミん

それにもっと早く気づいて、グループ学習とかでそれをやれてたらあと1~2年は早く合格できたんちゃう?



5年目の挑戦の際は、基本的に過去問分析以外に手を広げないようにと注意しておりましたので、事例Ⅰ~Ⅲ対策では、この本には大変お世話になりました。


1次知識に関しても、抜けているところも多々ございましたので、その補充は姉妹本である2次試験合格者の頭の中にあった全知識にて補完しておりました。事例Ⅳに関しては、カテゴリー別にまとまっている事例Ⅳ(財務会計)の全知識&全ノウハウをひたすら繰り返し解いておりました。

■模試代わりに使用した事例問題


過去問分析については、上記の通り進めていくことで、今まで過去4回の挑戦では暖簾に腕押し状態だった2次試験対策に対し、わずかながらですが手ごたえを感じられるようになってきました。

がむしゃらに上記の対策をしていた結果、本番1か月を切った時期になっても、予備校主催の模擬試験を1回も受験できておりませんでした。

さすがに初見対策が全然できていないことに不安を覚え、定期購読していた月刊「企業診断」の最後の実践!鍛錬問題集を模試代わりに解いておりました。


定期購読分約3年分くらい溜まってしまっておりましたので、直前期は、80分で1事例を解く時間が足りませんでした。


そのため、解答記述する前の段階、(設問解釈→与件読解→解答の方向性や、自分の思考を頭の中でまとめる)にとどめておき、自分の解答の方向性と作問者の思考の方向性が、近いかどうかを確認しておりました。

間違いないツッコミん

月刊「企業診断」は、合格後の読み物としても何かと役立つやんな。

■その他の便利道具


その他、私が役に立ったと感じる道具を紹介いたします。

①0.2ミリのシャープペン
②7ミリ正方形方眼用紙
③12時スタート用腕時計



①0.2ミリのシャープペン

0.5ミリよりも断然文字が綺麗に書きやすく非常に役立ちました。(5回目の挑戦では、採点者にいかにストレスフリーで答案を読んでもらえるかも意識しておりましたので)

ただ、0.2ミリは注意点が1点だけありまして、書いていると芯の先が針のように尖ってしまい、文字を書いている際に、うっかり用紙に穴をあけてしまうことが多々ありました。

逆に、それがストレスになるリスクがありますため、もしも今からシャープペンを変えてみようと思う方は、私的には0.3ミリがおすすめです。(0.3では穴は開きませんでした)


②7ミリ正方形方眼用紙

本番の解答用紙で使用されているものと同じ枠の大きさの用紙を使って、写経や記述練習を行っておりました。(本番の方眼の1つの大きさは7ミリ角の正方形です)

早く、かつ、きれいに文字を書くためには普段から本番と同じ大きさの枠で練習することはとても役立ちました。(ちなみに私は方眼用紙はエクセルにて自作して使用しておりました。)

③12時スタート用腕時計

開始時間によっては、残り時間何分だっけ?と考えてしまう、試験中における最強の時間の無駄使いの経験はございませんでしょうか?。

千円位で買えるアナログ腕時計を1つ別で購入し、練習問題や試験が必ず12時からスタートするようにセットし、必ず終了時刻13時20分に終了できるようにしていました。

これをすることで、何時に始めても残り時間が感覚的に一目でわかり、タイムマネジメントがしやすくなりました。是非これもお勧めです。


ツッコミん試験官

事例Ⅲ前に酸欠状態になったことがあって、最後の年は試験の時に酸素ボンベも持参してたね?

■おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

書籍や使用する道具はもちろん大事ですが、私が受験生時代にしておけばよかったと思うことは、グループや勉強会などに参加して、ほかの方の思考を参考にしたり、第三者の客観的な視点で自分の思考や回答を見てもらうことで、効率的に学習効果を得る時短学習の実施です。

効率的な学習を進めることで短縮で質の高い学習を得られ、結果的に合格に近づくいうことです。タキプロでは「診断士を目指す方の合格確率を1%でも高める」を理念として、定期的に勉強会を実施しております。

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