事例Ⅱにどう取り組むか byたっかー
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のたっかーと申します。
あっという間に年末。寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。
今日は、事例Ⅱについてのお話です。
■はじめに
この時期にブログを読んでおられる方は、これから1次試験も含めて受験を検討されている方、2次筆記試験が終わって筆記試験の結果を待っている方、それぞれかと思います。
今回は、自分が事例Ⅱに取り組むにあたってどう対応していたかを、振り返ってみたいと思います。
■どう勉強したか
自分の場合、2次試験の勉強は、1次試験終了後からはじめました。事例Ⅱは、早起きして毎朝1事例を学習。10年分くらいさかのぼったと思います。80分で自分の答案を作成したあと、「ふぞろい」と「過去問題集(TAC)」の正答例をみながら勉強しました。それぞれ解法アプローチが異なるので多面的な勉強ができました。2次試験特有の知識やノウハウは「全知識」が役立ちました。
結果的に10年分くらいを2回ずつ学習することができました。さすがに2回目になると問題文や解答を覚えてしまうので、考え方のプロセスの再確認といった観点での学習が中心となっていきました。
①過去問の学習に使ったテキスト
定番の「ふぞろいシリーズ」と「過去問題集(TAC)」を使いました。それぞれ解答プロセスが異なります。複数の側面から一つの問題をみることで考え方の幅が広がりましたので、複数のテキストをつかったことは正解だったと思っています。
②2次試験特有の知識やノウハウの習得に使ったテキスト
こちらも定番の「全知識」を使いました。1次試験の知識のなかで特に2次試験で必要となるポイントが絞られており、2次試験ならではノウハウも解説されているテキストです。自分の場合には、SWOT分析のSとOの切り分け方がよくわかっていなかったのですが、このテキストでクリアになったという記憶があります。
ご自身に合いそうな勉強法やテキストをみつけていただければと思います。また、タキプロやその他の団体の勉強会を活用するのもよいかと思います。
■定番のフレームワークは重要
2次試験には、さまざまなフレームワークがあり、それに沿って解答を作成することでそれなりの得点を確保することにつながると思います。このあたりについて意識しながら準備を進めるとよろしいかと考えます。自分が事例Ⅱで心がけていたことをご参考までに書いてみます。
①だ・な・ど・このフレームワーク
こちらは皆さまおなじみかと思います。「だれに、何を、どのように、効果」で「だ・な・ど・こ」です。特に事例Ⅱでは、このフレームワークで解答を作成していくことが多いかと思います。
②助言問題には効果も記載
こちらもよく言われることですが、「・・・について中小企業診断士として助言せよ。」という問題がよく出てきますね。助言の内容によって得られる効果についても記載することを心がけていました。
③社長の想いに寄りそう
事例Ⅱにかぎらず、試験全般、さらには中小企業診断士としての業務そのものについて言えることかと思いますが、社長の想いに寄りそった提案に心がけていました。特に事例Ⅱでは、与件文に社長がどうしたいかについて記載されていることが多いと思います。
④因果関係に留意して論述
こちらも、事例Ⅱにかぎらず、2次試験全般についてですが、因果関係を強く意識しながら論述していくことに心がけていました。
■おわりに
時間をかけて2次試験の準備をされる方もいれば、1次試験後から準備をされる方もいると思います。タキプロのブログをはじめ、さまざまな方々の経験談をご参考にされて、ご自身にあったスタイルをみつけていただければと思います。
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次回はたとなさんの登場です。
お楽しみに!
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