令和4年度試験 事例Ⅰの反省 by きき
タキプロ14期の きき と申します。 自己紹介はこちらの記事をどうぞ。
今回のテーマは二次試験の事例Ⅰです。
事例Ⅰは会社の事業戦略を立てることが多く、楽しい事例だと思っています。
私は事例Ⅰに特化した勉強はしていなかったので、当日の問題をどのように解いたかをお話できればと思います。
当日マーカーを引いた問題をまだ持っていたので、そちらも公開します。
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■試験前に考えていたこと
みなさん重々承知の通り、事例Ⅰは組織・人事の問題です。
頭の中には中小企業にありがちな、「ニッチ戦略」「資源の集中」「機能別組織」「事業承継」という単語を浮かべながら試験に臨みました。
■実際の試験問題の解き方
見づらくて恐縮ですが、当日は以下のようにマーカーを引いていました。
私の場合は、きっちり話題ごとにマーカーを引くのではなく、物語の流れを把握するためと、あとでどこにその話題があったか確認するために、マーカーを引いている感じです。
解答を作る前に、該当の箇所は読み返しています。
今回に関しては、黄色が強み、青が弱み、重要人物の大手中食業者がオレンジです。
解答のメモも残っていますが、この時点では一度書き出して文章を組み立てていました。
しかし時間が不足したので、この時点からあとは一発で解答用紙に書くこととなりました。
■反省点
今回の試験結果では、実は事例Ⅰの点数が一番悪かったです。(55点)
自分の分析では、基本的なことを解答せず自分なりの解答を生み出してしまったからではないかと思っています。
例えば令和4年度事例I 第4問(設問2)では、
問:現経営者は、今後5年程度の期間で、後継者を中心とした組織体制にすることを検討している。その際、どのように権限委譲や人員配置を行っていくべきか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
私の解答(方針):後継者だけでは不足している農業知識を持った社員を育て権限委譲するべき。また、人員はアウトソーシングを使うべき。
→”後継者にきちんと権限委譲したうえで”、と書けばよかったのだと思いますが、書いていないため”後継者を中心とした組織体制とする”、という制約条件から外れていますよね。
聞かれたことに答える。それができていなかった結果だなと反省しています。
■おわりに
今回は事例Ⅰについてお話しました。来年の試験の参考になれば幸いです。
年内の私の記事は最後になります。皆様、暖かくしてよいお年をお迎えください!
次回は、ビーノ さんの登場です。
お楽しみに!
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