【事例Ⅰ】コツはざんねんな企業を救うこと byきゃるろ
タキプロ14期のきゃるろと申します。
口述試験を受けられる資格を得られた皆様おめでとうございます。
くれぐれも体調管理だけは気を付けていただいて、当日を迎えていただければと思います。
(私事ですが年末にインフルエンザになり、公私ともども非常にバタバタでした)
今回は口述試験前ですが、二次試験の事例Ⅰに関して、書かせていただきます。
少しでも何かのお役に立てれば幸いです。
タキプロ口述試験対策セミナー
!!満員御礼!!
申込者多数のため受付を終了いたしました。沢山の参加申し込みを頂きありがとうございました。
■はじめに
二次試験事例Ⅰの内容は、与件文をもとにA社に対して組織・人事に関する助言を行うというものになります。
二次試験の一番初めの科目ということで緊張のピークであり、頭が真っ白になりそうな方もいるかと思いますが、とにかく80分という時間の中で回答を書ききるということを意識して取り組むことが一番のポイントです。
私自身も過去問~本番まで自分の回答があっているのか自信がありませんでしたが、一次試験の知識をフルに活用し、設問に対して素直に回答することで得点につながっていったと思います。
■タキプロのおすすめ記事
14期だちょーさんの記事で丁寧かつ簡潔に事例Ⅰに関して、分析+解説してくれておりますので、
非常に参考になると思います。
過去問含めて詳細に知りたい方は同じく14期かものしかさんの記事にもありますので、
是非ご確認ください。
■A社の特徴 良いところとちょっと残念なところ
事例Ⅰに取り上げられるA社ですが、概ね下記のような特徴があります。
・明確な強みを持ってビジネスを展開している。
・世間のトレンドを理解して、新規事業等の対策を検討している
・老舗企業が多く、創業者や先代経営者からの事業承継や次世代経営者が登場してくる。
・組織化が遅れていたり、人事制度が従来から変わっていないなどの企業体としての弱みがある。
・外部環境の変化により、従来のビジネスからの変革の必要性がある。
基本的にA社は良い会社ですが、ちょっと残念なところがあるというイメージを私は持っています。
回答としての助言の考え方として強みや機会を明確にして、残念な部分=弱み、脅威を克服していくということがポイントになります。
そして、事例Ⅰ=組織・人事に関する助言ですので、How=やり方の助言にならないように注意が必要です。
例えば営業力強化の必要があった場合、営業部門の創設や配置転換等で営業組織を活用していくことが必要であり、事例Ⅱの回答になりそうな販売方法や宣伝等の助言にならないように意識してもらえればと思います。
■おすすめの勉強法
とにかく与件文にすべてのヒントがありますので、与件文の読み取りを意識してください。
SWOTは最初は明確でなくても良いので、A社にとってポジティブなのかネガティブなのかを
意識してもらうだけでも読みやすくなると思います。
回答作成においては、診断士としての助言=一次試験の知識を活用することで
客観的な回答になってくると思いますので、意識してもらえればと思います。
■おわりに
二次試験事例Ⅰに関して書かせていただきました。
冒頭にも記載させていただきましたが、口述試験に臨まれる方の健闘を心よりお祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、ゆの さんの登場です。
お楽しみに!
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