ずたぼろ合格体験記 by N

読者のみなさん、こんにちは。

タキプロ15期のNと申します。


本日よりタキプロは15期に移行し、新体制がスタートします。
今後も受験生の皆様に有益な情報を、分かりやすく発信していけるよう、努力していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!

タキプロ15期はまだまだ新メンバー募集中ですので、ぜひご参加ください!

タキプロ15期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!

■はじめに

 まずは私の自己紹介です!

名前:N
年齢:30代後半
職種:日用品製造メーカーの製品開発職
居住地:広島県の宮島近く
家族構成:妻と子供1人(4歳 2024年2月現在)
受験歴:1次試験 1回、2次試験 1回
勉強方法:スタディング(1次)、独学(2次)
勉強時間:1次試験 200~300時間、2次試験 100~150時間

性格的に計画的に何かをやるのは苦手で、ほぼ直感に従って生きている人間です。
あと何かに気を取られているとよく物事を忘れます。(後述しますが試験の時に大失敗することになります。。)

■受験のきっかけ

 日用品関連の製品開発を8年間続けていましたが、製品の技術的な要素のみにフォーカスする開発に限界を感じていました。会社にマーケティングを行う体制が整っておらず、またそれを学ぶ機会も多くありませんでした。そのため個人的に経営、マーケティング等の知識を網羅的につける勉強方法がないかと思い調べたところ、中小企業診断士に辿り着きました。

■私の学習戦略

 仕事柄、運営管理、経営法務(特許関係のみ)は多少知識があったものの、それ以外はほとんど知らない状態でした。さらに試験勉強を開始した2022年7月時点で仕事がかなり多忙であり、また家に帰った後でも勉強時間を確保することが難しかったため、他の受験生の方々と比べて圧倒的に勉強時間が不足することが予想されました。そこで、私が立てた学習戦略はこちらです。

・自分ができる勉強法に集中する
 時間的、性格的にもできることは限られたため、これだ!と決めた勉強法に集中することにしました。

・時間がかかりそうなことはやらない
 予備校に通う、地道に計算能力を上げるなどなど、やった方が良さそうなことはたくさんありましたが、時間がかかりそうなことはやらないことにしました。

・他の人の勉強法、勉強時間は気にしない
 ブログ等を読んでいると、様々な勉強法があり、勉強時間も様々でした。隣の芝はとても青く見えますが、あまり気にしてもしょうがないと思うようにしました。

■試験勉強~試験結果(1次試験)

 まず1次試験の勉強法は、下記の通りです。 

①知識のインプット
 1次試験の勉強方法は、隙間時間を使いやすそうだったという理由から、スタディングの通信講座を選択しました。会社の昼休み、就業前、起床後等のすき間時間にスマホで講義を視聴しました。車を運転しているときなど手を離せないときは、講義の音声のみを聞き流ししました。

②問題演習
 講義を1科目聞き終えた段階で、その科目の問題演習に取り掛かることにしました。会社の昼休み、就業前、起床後等の時間に問題演習を行い、間違えたところは解答を確認しつつ、ネットで用語検索、講義のテキストの確認しを行い、知識を補充しました。過去問はやる時間がとれなかったため、本番1ヵ月前に1年間分だけ実施しました。

試験結果としては、経済:60、財務:64、経営理論:64、運営管理:56、法務:68、情報システム:60、政策:64、合計436点

ぎりぎり合格というある意味最高(?)な結果となりました。

■試験勉強(2次試験)

 2次試験の勉強は1次試験の合格発表後から本格的に開始しました。解答方法がよく分からず絶望を感じつつ、下記のような勉強を行いました。

①過去問5年分を解き、ふぞろいな答案分析で採点
 5年分をしっかりと解くことに集中(というかこれが限界)しました。

②解答に使用できそうなキーワード暗記
 問題演習量はどうしても不足してしまうため、事例Ⅰ~Ⅲは「全知識」「タキプロブログ」を参考に、「切り口」と「キーワード」をひたすら暗記しました。参考にしたブログをいくつか以下に記します。

事例Ⅰ~Ⅲ「切り口」と「キーワード」 byもなか – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)
【お土産付】ファイナルペーパーの作り方 by うじょん – タキプロ | 中小企業診断士試験 | 勉強会 | セミナー (takipro.com)
 
自分のファイナルペーパー作成はあきらめました。。

③事例Ⅳは経営分析と記述問題に集中
 元々計算はそこまで得意でなかったこともあり、過去問を2、3年分解いた段階でNPVの難問を解けるようにすることは無理と判断しました。そこで、経営分析と記述問題に集中して取り組むことにし、この2つだけは過去10年分くらいまでさかのぼり、計算、記述練習を行いました。

■試験当日~試験結果(2次試験)

2次試験当日はなかなかにやらかしたため、戒めも兼ねて書き記しておきます。

まず試験会場に着き、席についてコーヒーを飲んでいた時、あることに気づきました。

腕時計を忘れた・・・

一気に動悸が跳ね上がりましたが、もう開始まで5分少々。あきらめて脳内タイムマネジメントを行う決意をしました。

〇事例Ⅰ・・・問5に差し掛かる前に残り5分のアナウンス。脳内タイムマネジメント早速失敗!最後の問題はとりあえず埋めとけ!という感じで埋めたので、解答をあまり覚えてません。確かシナジー効果を生かす。ということは書いたはず。

〇事例Ⅱ・・・問2のプライシングの新しい流れはさっぱり分かりませんでしたが、キーワードを入れつつ、「ダナドコ」を意識した回答に注力しました。

↓ダナドコとは?
【中小企業診断士 2次試験/事例Ⅱ(マーケティング・流通)】助言問題をダナドコ(だなどこ)とマッチングの視点で解説 (takipro.com)

お昼休憩に近くの中古品販売店に走り、腕時計を購入。ようやく一安心でした。

〇事例Ⅲ・・・企業の問題点は非常にわかりやすかったので、暗記したキーワードをこれでもかというくらい詰め込みました。

〇事例Ⅳ・・・貸借対照表を見たとき、「単位千円やん、桁多っ」と若干戸惑いましたが、経営分析と記述が生命線のため、その2つに結構な時間を使いました。NPVの問題は解ける気がしなかったため、最初だけ解いてあきらめました。



試験後は「これは。。落ちたかな。。。。。」という気持ちしかなく、家族にも100%落ちたと伝え、すべてを忘れてまた2月くらいに勉強再開しようと思っていました。

合格発表の日、手紙を受け取った後も「これは得点の通知か。。?」と全く期待していませんでしたが、まさかの合格の通知に驚愕。夫婦で歓喜乱舞しました。

ちなみに点数は下記の通りでした。

事例Ⅰ:73、事例Ⅱ:56、事例Ⅲ:61、事例Ⅳ:50、合計240点

本当に超ぎりぎりでした

時間が足りなかった事例Ⅰが最もよかったのは謎です。

■おわりに

 今回自分の勉強法を振り返ってみると、あまりほめられた勉強法ではないかもしれません。正直運良く合格できたところも大きかったとは思いますが、私が大事だったなと思うことを最後にお伝えしておきます。

最後まであきらめないこと!


試験勉強期間中~当日まで、もうだめだと何回も思ましたが、勉強期間中はリフレッシュしつつ勉強を続け、当日も空欄を1つでもなくそうと手を動かし続けました。結果的にこれがぎりぎり合格につながったと思っています。

タキプロの活動に携わることになったのも、何とか合格できたおかげ。
今後の活動が非常に楽しみです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!!


次回はえがさんの登場です。
お楽しみに!

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