与件の体脂肪率は3%以下!?
おはようございます、ドリフト診断士こと山口です。
2次試験を突破するために必要な能力は、
「問われたことを、問われたように、
わかり易く解答する」
ことです。
少し掘り下げると
・「問われたこと」
→設問に記述されている文章を冷静に分析し、
思い込みや勘違いを排除し、作問者が問うている
内容を正確に把握すること。
・「問われたように」
→与件の情報を中心に、作問者が問いかけた内容に
沿った解答の方向をや解決策を検討すること。
・「わかり易く記述する」
→誰が読んでも複数解釈の余地がなく、読み手に
負担をかけない精度の高い文章を構成すること。
以前のブログでも書きましたが、個人的には
「わかり易く記述する」能力によって合格の確率が
大きく変動すると感じています。
よって、書く力を向上させる必要性を
強く訴えてきました。
しかし、今回は少し視点をかえて、「問われたように」
きちんと解答の方向や解決策を構成する技術を高めて
「合格率に近づく」方法を検討してみたいと思います。
ここであえて、「技術」という言葉を使いました。
本来は「能力」と書くべきかもしれませんが、
2次試験を突破するためだけに役立つワザですので
あえて「技術」という言葉を選びました。
「問われたように」解答するためには、
設問が求めている論点を正確に把握し、
与件文から当該設問の解答根拠になる
記述を探し出します。
ほとんどの受験生は与件文にアンダーライン
を引いたり、マーカーで塗りつぶしたりして
いるのではないでしょうか。
もちろん私も同様に与件文に線を引きまくりました。
・SWOTに色分けしてマーカーを引く
・アンダーラインを引いた後に
該当する設問番号を割り振る
などなどいろいろな方法を試みました。
アンダーライン・マーカーの使用方法は
人それぞれなのでご自身が最も効果的だと
思う方法を採用して下さい。
大切なことは、
アンダーラインやマーカーを引いた後の処理です。
せっかくアンダーラインを引いたのに、
解答欄に記述する際に根拠として使用しなかった。
なんてことはありませんか?
試験当日は冷静な判断力が鈍ります。
頭の中では、
「この与件の記述は重用だから必ず解答に盛り込むべし!」
と意識していても実際に解答を記述する段階で
忘れてしまった。。
このレベルのケアレスミスは致命傷になりかねません。
対策は簡単です。
自分が引いたアンダーラインを解答根拠として
解答骨子に盛り込んだ段階で、そのアンダーラインに
「済」マークを付けるのです。
(私はバッテンをつけていました。)
与件には無駄な記述(ぜい肉)はほとんどありません。
アンダーラインを引いた情報は全て解答の骨子として
検討すべきです。
そして、解答欄を埋める作業に入ります。
極限まで高められた
「わかり易く記述する」
能力をいかんなく発揮して頂いて、
合格答案を完成させて下さい!
PS J-NET21にインタビュー記事を掲載して頂きました。
2次試験を突破するのに4年もかかった原因や、
合格するために必要だと感じた事を
お話しさせて頂きました。
http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/mezase_27-2.html
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・10/6(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H23事例2
・10/10(木) 19時~21時半 京橋区民館 題材:H23事例3
・10/14(月) 9時半~12時 堀留町区民館 題材:H23事例4&相談会
*経験者の方は題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。
【タキプロ絶対合格勉強会in大阪】
タキプロでは経士会と共同で、大阪で2次試験対策の勉強会を開催しています。ぜひお気軽にご参加ください
◆日 時:
・10/ 2(水) 19:00~21:00 題材:事例Ⅰ
・10/ 4(金) 19:00~21:00 題材:事例Ⅱ
・10/ 9(水) 19:00~21:00 題材:事例Ⅲ
・10/11(金) 19:00~21:00 題材:事例Ⅳ
◆内 容:
事例問題(過去問)と解答用紙をこちらで準備しますので、80分の時間内で解答を仕上げていただきます。残りの30分を解説と質問の時間に充て、80分で解くためのテクニックをお伝えします。
◆場 所:
グランフロント ナレッジキャピタル7階(大阪市北区大深町3番1号)
※ナレッジキャピタルへは、北館北3のエレベーターで7階までお越しください。また、7階の受付では森藤啓治郎(もりどうけいじろう)の名前を言っていただき、来館受付書に記入し、ゲストのバッチを受け取ってください。
◆定 員:各回10名 ◆参加費:500円
◆持ち物:筆記用具、時計、電卓(事例Ⅳの場合)
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