事例Ⅱ 私の勉強法 byとうま
読者の皆さま、こんにちは。タキプロ15期の とうま と申します。
今回は事例Ⅱ(マーケティング・流通)について、私の勉強法を紹介します。少しでもご参考になれば幸いです。
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■はじめに
私の投稿1回目ですので、自己紹介します!
名前:とうま
年代性別:30代男性
職業:産業廃棄物処理業
受験歴:1次1回、2次1回
勉強時間:1次850H、2次300H(7か月)
勉強方法:1次(スタディング/スピテキ/過去マス/まとめシート)
2次(TAC通信/ふぞろい)
得意科目:なし….(^▽^;)
苦手科目:特に財務会計
■事例Ⅱの勉強時間など
以下に私の事例Ⅱ勉強時間などをまとめました。
勉強開始時期:1次試験終了後
勉強時間:50時間 (事例Ⅱ)
使用教材:TAC(通信教育)/ふぞろい
試験結果:62点
2次試験の勉強開始当初、予備校TACさんのHPを見ていたら、“合格に必要な勉強時間の目安”は事例Ⅰ~Ⅲに100時間、事例Ⅳに100時間、全体で200時間であることを知りました。
元々経営等の知識がない私は、200時間以上は絶対に必要だと思い、全体で300時間を目標に頑張りました。
その甲斐あってか事例Ⅱはギリギリ合格点に到達していました。
■事例Ⅱ勉強法
今回は独学の方でも出来る勉強法を紹介します。
2次試験の勉強を既に始められている方はご存知かと思いますが、2次試験の採点は加点式で、解答キーワードを記載することが得点につながります。その為、解答キーワードとはどのようなことなのか把握することが大切です。
使用したもの
・「ふぞろいな合格答案」&「ふぞろいな答案分析」
(“ふぞろい”は、受験者の再現答案と得点の情報から分析された“解答キーワード&模範解答例”が収録されているテキスト)
・過去問 (中小企業診断協会サイトで取得可能)
勉強法
①過去問を解く。
②”ふぞろい”で自分の答案を採点する。
③記述できなかった解答キーワードや、答案と模範解答の違いを自分なりに分析する。
④“ふぞろい”を参考にして、満点となる答案を作成し直す。
私は上記のことを過去問5年分、2周行いました。
実際の私の過去問答案と満点答案作成まで (一部)
①過去問を解く。
R4年度 事例Ⅱ 第3問(配点20点)
アフターコロナを見据えて、食肉小売店の販売力強化を図りたいと考えている。どのような施策をとればよいか、顧客ターゲットと品揃えの観点から100字以内で助言せよ。
「最終消費者をターゲットとし、①惣菜の品揃えを増やす②料理に適量なカット、パッケージ商品を展開し、献立の提案を行う。以上で顧客の購買意欲を喚起し売り上げを増やす。食肉専門店の魅力を発信する。」
②答案を採点する。 10点
③解答キーワードや、答案と模範解答の違いを分析する。
・「誰に、何を、どのように、効果(ダナドコ)」で答案を記述する事はできていた。
・ターゲットが具体的でない。具体的なターゲットを与件文から抽出する必要があった。
・商品も具体的でない。具体的な商品を与件文から抽出する必要があった。
・顧客ニーズ対応について記述する必要があった。
・食肉が“高品質”であることも記述すると得点できる。
・効果が多面的でない。売上向上に加え、愛顧向上などの記述があるとより良い。
↑ただテキストを読むだけでなく、解答キーワードを自分で分析する事で、得点につながる”気づき”を得ることができます。私は上記のような分析内容を直接テキストに書き込んでいました。
④“ふぞろい”を参考に満点となる答案を作成し直す。
「ターゲットは①巣ごもり需要で増えた料理を楽しむ客②作り立て惣菜を求める客である。施策は、顧客ニーズに対応した食肉加工品と作り立て惣菜の品揃えを増やすことで、売上向上と顧客満足度向上を図る。」
↑模範解答を参考にする際、自分が記述しやすいと思った文を、定型文としてインプットしていくと、解答作成が少し楽になります。
■おわりに
ブログ執筆の為、事例Ⅱを初めて解いた時の答案を久しぶりに見返しました。今見るとよくこれで合格にこぎ着けたものだと思う内容で、少し恥ずかしい気持ちになりました。(記述内容が薄い!字数が余ったからでたらめに文を追記している!など)
ですが今回はそのお恥ずかしい答案を載せて具体的な実践内容を紹介しました!「こんな答案を書いていた人でも合格出来るのか。それなら私でも合格できるんじゃない?!」と思って頂けたら嬉しいです!
解答キーワードを自分で分析する事が重要ポイントです!分析で得た”気づき”を意識して次の過去問を解く!その繰り返しです。それで答案を模範解答に近づけていきます!
もしかしたら既にやっていらっしゃる方もいるような普通の勉強方法かもしれませんが、私はとても効果的な勉強法だったと思っています。少しでもご参考になれば幸いです。
次回は、ハル さんの登場です。
お楽しみに!
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