経済学、完全初心者から安定7割取れるようになった勉強方法 byキニモン
■はじめに
タキプロ読者の皆様、こんにちは。はじめまして。15期のキニモンと申します。
プロフィールはこんな感じです。
年代/性別:40代 男性
職種: 保険業
受験歴: 1次1回、2次2回
勉強時間:1次700時間程度、2次300時間程度
勉強方法:1次スタディング、2次独学
今回経済学の記事を担当するのですが、経済学については特に事前の知識があるわけでもなく、完全素人からのスタートでした。
そんな僕ですが、試験年の自身の記録によると、経済学の教材を初めて開いたのはちょうど4/1でした。
それでも試験直前期には、過去問は安定して7割取れるようになっていましたので、今時点で「全然解けない泣」と言う方、全く心配する必要はありません。
今回は、僕がどんなふうに経済学の勉強を行なっていたのかを紹介したいと思います。
■春は下地づくり。点数が取れるようになるのはまだ先でOK
僕の学習記録を見ると、経済学の学習は以下のように回していました。
①初回学習期間
4/1から4/11までの10日間
インプット学習(動画視聴):15時間
演習問題:18時間
②2度目の学習期間
6/12から6/19までの一週間
演習問題:10時間
③最終学習期間
6/23から一次試験まで
全科目ひっくるめた過去問演習期間
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①の時点では、理解がかなり曖昧な部分がたくさん残っていましたが気にせずに全体を流しました。
過去問を解いてもおそらく50%いかないくらいの理解度だったと思います。でもそんなもんでOKです。
②の時点では、初回学習から2ヶ月経過していたのでかなり忘れていました。
でも過去問を含めた問題を解き、間違いを直しながらパラパラとテキストの振り返りを行いました。
それでもまだまだ合格点に達する状態ではありませんでした。
③の期間でようやく解けるようになってきて、8月に入ってから解いた過去問では安定して7割前後取れるようになっていました。
つまり実際に点数が取れるようになるのは、直前期になってからでした。
■解説見ても理解できなかったら割り切った方がいい
Xを見ていると、受験生の方が「この問題が理解できない」と過去問の相談をしているのを見かけることがあります。
それらのほとんどがこの「経済学」の分野です。
理解できない内容を突き詰めて理解しようとする姿勢は素晴らしいと思います。ですが診断士一次試験は60%取れていれば合格できる試験ですので、理解できない理論があったら割り切ってパターンを暗記するのも手です。
全ての内容を完全に理解せずとも、6-70%は取れます。
特に、経済学は2次試験にも出ませんし、古典的理論と近代理論など相反する理論があるなど必ずしも正解があるものではありません。
経済学のプロを目指すのでなければ、「そういう考え方もある」くらいの捉え方で良いのではと思います。
■おわりに
自分がそうでしたが、経済学に初めて触れる方にとっては、とっつきにくく苦手意識が拭えない科目なのではないかと思います。
ですが春の時期なら点数が取れなくとも焦らず、過去問を続ければ合格点が取れると信じて勉強してみてください。
過去問演習を行えば、きっと点数は上がってくると思います。
次回はねぎレモンさんの登場です。
お楽しみに!
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