合格の先を目指して by フッキー

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ15期のフッキーと申します。



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■はじめに

自己紹介させていただきます。

名前:フッキー

年代性別:40代男性

職業:IT関連(システムエンジニア)

受験歴:1次1回、2次2回

勉強時間:おそらく1次2次合計で800時間ほど

勉強方法:1次>独学、2次>独学

得意科目:1次>経済学、企業経営理論

     2次>事例Ⅰ

■中小企業診断士を目指したきっかけ

40歳を過ぎ、仕事もある程度落ち着いてきて、このままサラリーマンを続けていくのがよいのか、自分のやりたいことを見つけて独立するのがよいかということを考え始めるようになりました。

私はIT関連の企業に勤めており、お客様も大企業の方が多いのですが、大企業のお客様は、時代の流れを積極的に感じ取り、DXやAIなどの最新技術を導入しているのに対して、日本の9割を占める中小企業が情報格差によりどんどん弱っているのではと感じていました。

自分が持っているITの知見を中小企業の方にフィードバックして、一緒に強くなっていけるようなことができれば、社会的な意義もあり、私自身もわくわくできる毎日が過ごせるのではないかと思い、中小企業診断士の資格を取得しようと考えました。

■1次試験について

TACの市販のテキスト、スピード問題集、過去問を使って勉強をスタートしました。

勉強を始めての6か月間はテキストの内容を理解しながら、スピード問題集を解いていき、ある程度基礎が固まったと思った6か月以降は過去問を中心に勉強をしました。

経営法務については、基礎的な知識だけだと問題の難易度によっては足切りになる可能性があると考え、ビジネス実務法務検定2級の問題で補充するようにしました。

私が受験した年は経営法務が比較的簡単だったのでよかったのですが、受験年度によっては非常に難しい年もあるので、苦手な科目で着実に40点以上取得するということが大事なのではないかと思っています。

■2次試験について

事例IVについては、明確な点数が取れる領域だと思っていたので、1次試験1か月前から毎朝30分、計算問題を解くようにしていました。

難しい問題については、みんなできないだろうと割り切り、毎年出ている経営分析を確実に得点に結びつけ、基本的な計算問題でミスをなくすように、繰り返し計算の練習をおこないました。

本番終了時点では、事例IVが全く手ごたえがなかったので、落ちたと思ったのですが、得点をみると68点でした。想像の域をでませんが、ある程度の得点調整はされているのではないかと思います。

■合格して感じること

合格後、タキプロの先輩方など診断士の方にお話をいただく機会が多くありました。

そのお話を聞いていく中で感じたのは、診断士になることで、みなさん、様々な可能性を自分の力で拡げていっているということです。

他の士業と違って、中小企業診断士は独占業務があるわけではありません。

しかしながら、、中小企業診断士という資格を取得することで、診断士の仲間とつながったり、各団体の中で活動することで、自分たちが実現したい仕事や社会活動を実現していけるのではないかと思っています。

ただ、資格を取得しただけでは、今と何ら変わるわけではありませんので、積極的に情報を収集し、自ら動いていくことで、診断士を目指す動機となった、中小企業の方をサポートできるという仕事に少しでも携われればと思っています。

■おわりに


次回はNさんの登場です。
お楽しみに!

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