『経済学・経済政策』はおトクな科目! byわかくさどう
タキプロ15期の わかくさどう と申します。
本日のテーマは、『経済学・経済政策』。
苦手意識のある方も多いかもしれませんが、『経済学・経済政策』はおトクな科目!としてお届けしたいと思います。
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■経済学・経済政策ってこんな科目
まず、内容はともあれ、『経済学・経済政策』は1次試験の初日のスタート科目です。
かつ出題問題数が少ない=1問あたりの配点が高い科目でもあります。
すなわち、出来が良くなかった場合、精神的ダメージが大きく後の科目に悪影響を及ぼしかねない、といった事情から、まずまずといった程度の心象にはしておきたい、そんな科目なのです。
■勉強の方向性
次に、勉強の方向性として、暗記というよりは理解重視の科目、といえると思います。
逆に言うと、理解してしまえば、覚えることが多い他の科目よりも労少なくして合格点を獲得することが可能なおトクな科目ですので、ご自身の腑に落ちやすい方法で早めに頻出論点について理解し、演習を重ねることで得点源としていくことがお勧めです。
■苦手意識のある方向けの工夫あれこれ
とはいえ、なかなかとっつきにくい、どうしても嫌気がさすという方向けに、ここでいくつかのご提案をしてみたいと思います。
①まず簡単な数学についておさらい
人によっては、数学っぽいことに触れるのが本当に久しぶりという方もいらっしゃるかと思います。そんな方は、1次関数や微分、グラフの形状といった数学の基本的事項をおさらいしてから学習に臨むと理解が進みやすいのではないかと思います。
※おすすめ参考書→中小企業診断士1次試験一発合格まとめシート後編(エイチエス株式会社)
②ミクロ経済学→マクロ経済学の順に学習してみる
ミクロ経済の需要曲線、供給曲線などの基本概念がマクロ経済学を学ぶ上での土台になること、またミクロ経済学の方が個人の消費行動を取り扱っており単純にとっつきやすいことから、まずミクロ経済から入ると馴染んでいきやすいのではと思います。
③公務員試験用の経済学科目の参考書を読んでみる
公務員試験用の参考書は大学生等用に書かれているため内容がやや平易ですので、基本事項の理解を進めるのに使える、ひとつの方法かと思います。
※おすすめ参考書→公務員試験 最初でつまずかない経済学(実務教育出版)
④グラフと定義をリンクさせて理解する、自分の手でグラフを書いてみる
グラフを実際自分の手で書いてみることで、あれここはどうなんだっけ?と理解できていないポイントが明確になるので、とても有効です。問題への対応力が格段に上がります。
⑤全体の学習体系図でどこを学んでいるのか確認しながら進む
『経済学・経済政策』は階段式に学習を進めていく科目なので、今自分が全体の中でどこを学んでいるのかを意識しながら学ぶとことが重要です。
⑥2次試験には出ないので、深追いしすぎない
経済学・経済政策は、2次試験の各事例には直結しません。過去問等で難問に出会うことがあるかもしれませんが、経済学は難しい問題は際限なく難しくできる学問ですので、これらは深追いせず、基本問題を繰り返すことに時間を割く方が有効です。
■おわりに
『経済学・経済政策』は理解してしまえば、他の科目に比較して出題内容の振れ幅も大きくなく、安定的な得点源にできる可能性大の科目です。
ぜひ踏ん張って得意科目にしてください!
次回は、すぎも さんの登場です。
お楽しみに!
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