中小企業診断士試験【模試のお作法】とは by エニスカイ
読者の皆さん、こんにちは!
タキプロ15期の エニスカイ です!
そろそろ、来年の中小企業診断士試験に向けて、勉強を始める人も出てくる時期でしょうか。
本日のテーマは「勉強法」ということですが、試験勉強については様々な記事がありますし、私自身、1次・2次ともにすでに書き切った感があるので、今回は「模試のお作法」と題してお届けします。
ちなみに、勉強法について触れた記事はこちら
▼ 1次試験の勉強法
▼ 2次試験の勉強法、というより解答法
▼ 2次試験事例Ⅳの勉強法
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■模試の意義
私が考える模試の意義とは、受験生における自分の相対的な位置が掴めることです。 これに尽きます。その上で、模試を受ける心構えとしては、以下の3つをあげたいと思います。
- 問題の難易度は気にしない
- 得点に一喜一憂しない
- 復習こそ全て
問題の難易度は気にしない
予備校が作る問題って、結構難易度がぶれたりするじゃないですか。それに、あくまで模試であって本番ではないし、インプットとしては過去問演習こそ最強と考えているので、模試の難易度なんて全く気にしなくて良いと思っています。
得点に一喜一憂しない
これには2つの意味があります。
一つは、相対的な位置を掴む、と言いました。つまり、絶対評価は一切関係ないということです。
もう一つは、模試だということです。 今の結果はあくまで今の結果であって、本番までに修正すればいいだけです。
そう、一喜一憂しても、点数は1点も伸びないのです・・・
復習こそ全て
人間にとって、愛こそが全てであるように(!?)、結局ここに行き着くんです。
何点をとろうが、やることは変わらなくて、とにかく復習をするんです。
■じゃあどうやって復習するのか
重要度で区分する
超シンプルです。
数字の設定は私の感覚なので、これは変えてもいいと思いますが、紹介しますね。
設問ごとの全体正答率をみます。 そして、正答率の区分ごとに重みをつけて復習します。
■ 正答率50%以上(重要度A)
全ての選択肢を徹底的に理解する。落としたら○ぬ覚悟。
■ 正答率30〜49%(重要度B)
全ての選択肢を理解できるまでやる。合格に必要な問題。
■ 正答率15〜29%(重要度C)
あまり深入りはせず、正当できたり、選択肢を絞れた問題はきちんと見直しをする。
■ 正答率14%以下(捨て問)
無視する。
重要度の考え方
1次試験の合格率を考えれば、重要度Bまでは必要だということがわかりますよね。
偏差値で考えても、わかりやすいかもしれません。 重要度Aは偏差値50、重要度Bは偏差値60、重要度Cが偏差値65くらいになると思います。
過去問演習との違い
もちろん、会場受験をすれば、当日の雰囲気になれるというメリットはありますが、試験慣れしている人にはあまり関係なさそうです。
でも、それよりも大きな意味があります。
過去問は、頻出度で重要度がつけられているので、正答率という別の切り口でも重要度が高い問題を押さえられれば、穴はほとんどないと考えています。
そして最後にオチをつけるとするならば、模試が開催される時期に勉強が間に合っておらず、とにかく勉強時間の確保を優先するために模試は受けていません・・・
■2次試験の模試は・・・
これに関しては、「自分にとっては」という枕詞が外せない知見にはなるのですが、会場受験すること自体に意味があり、それ以上でもそれ以下でもない、といった感じです。
2次試験は模試を受けましたが、メリットは、現代の社会人には書き慣れない文字数を一日中書くというタフな試験なので、本番環境を一度経験しておくという点です。 食事の摂り方も、本番想定でやるといいと思います。
ただ一方で、1次試験の模試のような復習の仕方はしていません。 なんなら、私が受けた模試は採点が別料金だったのですが、申し込んでいませんし、採点されても無視します。
というのも、私が予備校の模範解答を一切信用していないからです。 私が2次試験のために通った予備校は、すごく良かったし、そこのおかげで合格できたとも思っています。 それでも、模範解答が全て完全に納得できるものではなくて、解答を導出するために大切なプロセスを教えてもらったと思っています。 とにかく、自分が腹落ちできる答えを書きたいので、復習をするとすれば、腹落ちできる解答が作れるまでやるだけです。
■おわりに
いかがでしたでしょうか!
こだわりが強い人間なので、2次試験の模試に関しては、あまり参考にしなくて良いかもしれません笑
ただ、1次試験の模試は、中小企業診断士試験では受けていないものの、宅建など他の資格試験で有効だと感じた方法をご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、合格を勝ち取ってくださいね!
次回は、たひ さんの登場です。
お楽しみに!
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