部分点を拾えるようになるまで by たひ

事例Ⅳ 財務・会計

タキプロ15期の   たひ と申します。
早くも6回目の記事投稿です。

2次試験直前相談会zoomセミナー
申込期間:9月21日(土)~10月4日(金)

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■はじめに

今回は事例Ⅳ。

2次試験の勉強中、財務会計についてどういう知識・経験が私にあったかというと、ビジネス会計検定2級、簿記2級を持ってはいるものの、本業での経理や財務会計の経験もなく、ROIの計算も費用対効果や投資回収期間をざっくり出すときに使うのみ…という状況でした。

同じような財務会計レベルの方の参考になればと思います。

■令和4年の事例Ⅳ、1点足りずの敗因は?

私は2次は2回受けたのですが、1回目は令和4年。事例Ⅳで1点足りず不合格でした。

その理由を分析してみますと、

1)勉強法 … 教材選び+問題への取り組み方
2)当日のシミュレーション不足 … 部分点への意識のなさ、捨て問頼み

それぞれに課題がありました。

■過去問繰り返しの成功体験は捨てよ

まず勉強法。

ビジネス会計検定と簿記2級のときに「ひたすら過去問を繰り返し解く」で合格できたため、事例Ⅳも『事例Ⅳの全知識&全ノウハウ』を繰り返し解いていました。
しかし、事例Ⅳの問題は

  • 設問どうしが関係しているのでまとまった時間で取り組まないと解き終わらない
  • 投資の意思決定会計など計算もめんどうな問題が多い

ので、
繰り返し解いても、解法が頭に定着するほどには数がこなせない
ということがありました。

2回目の令和5年は『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集』を使いました。

1ページ1問で計算は平易、設問の必要情報の見つけ方と計算方法を対応して定着させるのに最適な問題集です。
毎朝20分+通勤時間で毎日ドリル的に1~2問を解いていました。

結果、キャッシュフロー計算書もすらすら書けるようになり、意思決定会計の投資と売却の時期も設問読解に慣れ、ようやく事例Ⅳの基礎スキルを習得できました。

もし、過去問繰り返し法でいまひとつ成果が出ない方はぜひ、苦手分野だけでもチャレンジしてみてください。

■捨て問なんてない。部分点を拾おう。

前述のとおり、難しい過去問を解いては解けないということを繰り返し、結果的に「うん、NPV出たら捨てよう」「財務分析の第1問は大丈夫だし」と当日を迎えました。

そして第1問の財務分析で生産性指標が出てパニックになり、時間もかかって正解もできず。

捨て問というのは、問題全部を初めからあきらめるのではなく「計算結果までは出せなくても計算に使う数字やキーワードは書いておく」ということだったんですね。

これができたのはやはり2回目、何度も計算の型を身に着けた令和5年のときでした。

2次試験まであと3週間。
できることは限られていますが「部分点は拾う」姿勢で、与件文・設問文の読み取りと解法の訓練をしていただければと思います。

令和4年の事例Ⅳの解説はかものしかさんの「いかす過去問天国!令和4年度事例Ⅳの解説 Byかものしか」が詳しいです。

■おわりに

加えてこの時期なら、暗記系の対策も大事ですね。

前回の担当者、みうらちんさんの「事例Ⅳも暗記・文章題で手堅く稼ごう! by みうらちん」も参考にしてください。

次回は、kenken さんの登場です。 

お楽しみに! 

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