本番に自分の力を最大限発揮しよう! byこう

タキプロ15期の   こう と申します。  

今回のテーマは、勉強法です。

本番に自分の力を発揮するために、参考にしてもらいたいことをお伝えいたします。

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■はじめに

■はじめに

簡単に自己紹介させていただきます。

属性:50代/男性/会社員

受験経験:1次試験5回、2次試験7回(超多年度です)

2次苦手科目:事例Ⅰ

2次得意科目:事例Ⅳ

 では、皆さんに本番で力を発揮するための勉強法について、4点お伝えさせていただきます。

■量より質に軸足を移す

 本試験が近づく中で、あれもこれもやらないと受験生との競争に勝てないのではないかと焦る時期かと思います。かく言う私も、あらたな知識と得ようと様々なテクニックやコツがないかとネットで情報収集したことや、ひたすら事例をこなすことに注力していたことがありました。

 多くの情報収集や事例をこなすことで、なんとなくやれているだろうとの根拠のない安心感は、危ないと思います。なぜなら不確かな思考をベースにした場合、いくら量をこなしても間違える可能性は低下しないからです。

 事例を解いたら、ぜひ、ふぞろい等を参考に、事例企業の目指すべき方向性・環境分析(SWOT)は掴めていたか課題・問題点・対応策は、その会社にフィットしているか常に与件文にこだわり、深く思考した方が、得点アップにつながると思います。ぜひ、質の面に注力を!

■模擬試験は受けっぱなしにせず振り返る

 模擬試験を受験された方も多いと思います。模擬試験は試験の独特の緊張感を感じられて、自分のレベル感も知ることができる貴重な機会だと思います。ただ、折角受験しておきながら、振り返りを行っていない人も少なくないと思います。模擬試験は各受験予備校が作成した受験生にとっては貴重な初見問題です。そこで、自らの解答プロセスとの相違を発見し、新たな気づきを得る機会にしてもらいたいと思います。ちなみに私自身、昨年の事例Ⅳでは、模擬試験と同様の知識問題が出て、試験中に振り返って良かったと思ったことがありました。

■1日、本番と同じスケジュールで過去問等を解いてみる

 模擬試験を受けていない方は、本番の疲れ具合を体感するために、ぜひ1度は、休日を使って、本番と同じスケジュールで過去問等を解いてもらいたいと思います。特に、4事例目の事例Ⅳでは、つかれた頭で、正確な計算をこなさなければならない点に留意して、途中の休憩時間の過ごし方など試験時間中に集中力を保つためのオン・オフの切り替えを、身をもって体感してもらいたいと思います。きっと、本番も慌てず焦らず平常心で臨めるようになるのではないかと思います。

■計算問題は毎日取り組む

 私は、毎朝、事例Ⅳ対策として、毎朝、30日完成問題集を1日1問、継続して行っていました。計算問題は、間をあけると感覚が鈍る気がして、不安を解消するために行っていましたが、根拠のある自信を保つことにも繋がりました。令和4年度、令和5年度のCVP問題では、30日完成問題集の類題が出題されました。令和4年度は、毎日取り組んでいなかったので、解法を思い出せずに悔しい思いをしました。リベンジのため、令和5年度は毎日計算問題に取り組んだ結果、「あっ、これは問題集と同じ問題だ!」と、すぐにピンときて、手が止まることなく、解答を記入することができました。皆さんにも計算問題はルーティーンとして、ぜひ取り組んでもらいたいと思います。

■おわりに

 10月に入り、いよいよ本試験の日が近づいてきましたね。超多年度生であった私は、行楽の秋にもかかわらず、毎年、10月の休みは勉強の日々でした。もう、ゴールはすぐ近くにせまっています。10月もうひと頑張りして本番を迎えましょう。皆さんの合格をお祈りいたします。

次回は、風さん の登場です。 

お楽しみに! 

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