2次試験で留意したいこと byきたっち

タキプロ15期のきたっちと申します。 2次試験本番まで約2週間ほどになってきましたね。気温も秋らしくなり、寒暖差が気になる季節となりました。ご自身の体調管理を最優先に、残り2週間を全力で走りぬいてください!!

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■はじめに

私は2次試験を2回目の受験でなんとか合格することができました。

R4年度(1回目)は、

事例Ⅰ47点/事例Ⅱ62点/事例Ⅲ58点/事例Ⅳ54点 計221点

R5年度(2回目)は、

事例Ⅰ75点/事例Ⅱ61点/事例Ⅲ71点/事例Ⅳ74点 計281点

の結果でございました。

使用した教材は、「ふぞろいシリーズ/全知全ノウシリーズ」でございます。

直前期でございますので、今回はこの経験から自身が各事例で大切にしていたことを記載しようと思います。雑駁な内容でございますが、少しでも受験生の皆さんの参考になりましたら幸いでございます。

■全事例共通

(1)各設問を回答する書き方ですが、書き始めは主語(強みは~。要因は~。等)からとすることを徹底しておりました。採点者にまずは何を記載しているかをすぐ理解してもらう為であり、読みやすいからです。

(2)記載内容について「①~②~③~」と要素を箇条書き形式に徹底いたしました。少しでも記載内容を充実したかったため、番号ごとの終わりに、句読点も挟みませんでした。こちらも読み手の理解のしやすさと書き方を統一することで自身の迷いを無くすためです。

(3)R4年度以降、本文記載字数が増加した印象が強く、解答内容の下書き作業は極力省力化し、直接解答用紙に記載しながら、消しゴムで修正しつつ、答案を纏めておりました。強み、弱み、機会、脅威、課題、経営資源、ニーズ等を3色で色分けし、何度も本文と設問を読みながら解答を構成していきました。自身の過去を思い返すと、高校・大学受験の際の国語の問題では下書き等あまりせず、本文内容と解答内容をじっくり考える時間を確保することに重きを置いていたので、下書き作業は省略しました。私は普段から字が汚く、消しゴムで消すと解答用紙が黒ずんだりしましたが、あまり採点には影響がなかったと思います。

■事例Ⅰ

(1)試験開始と同時に改めて組織人事戦略及び経営戦略であることを強く意識するべきでございます。事例Ⅱのマーケティングよりの解答内容になったりする場合に、気づく時あります。

(2)経営理念/経営ビジョン⇒企業戦略⇒事業戦略(競争戦略)⇒機能戦略の関係性及び内容は意識すべきであります。

(3)M&Aにおける効果、起こりうる問題、期待される効果については極力まとめておき、記憶しておいたほうがよいかと思います。

(4)下請製造業の生き残り戦略である「①取引先への提案②取引先の分散③独自製品の開発・販売」は是非意識しておくべきでございます。

(5)グループ企業としての経営の肝や地域貢献、BtoBからBtoC(直販、直営店、飲食店)に必要な能力についてはポイントを整理すべきでございます。

(6)次代への事業承継においては、バックアップ体制を構築し、時間をかけて段階的に進めていくというスタンスが重要でございます。

■事例Ⅱ

(1)地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業であることを意識します。

(2)未対応のニーズに対して、企業連携で経営資源を有効活用して対応する。

(3)競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着で客数を増やし売上を拡大する。

(4)SNSによる顧客ニーズの収集と商品開発への反映

(5)強みは①情報的経営資源②第2問以降で活用できる③独自性④顧客に評価されている事柄を優先させるべきである。

■事例Ⅲ

(1)受注生産と見込生産の各特徴及びメリット、デメリットを整理しておく。

(2)OEM製品取引のメリット:安定した売上拡大/消費者ニーズの取得/在庫リスクの軽減/大手ブランド力の活用

(3)最終問題の方向性:強みを活かし、高付加価値化し、販路拡大⇒売上向上と経営リスク分散⇒経営の安定化を果たすという流れを意識する。

■事例Ⅳ

(1)まず始めに、本文及び設問分全てを読み、今回の事例企業のストーリーをざっくり把握します。その上で経営分析⇒記述問題の解答へと進んでいく。

(2)個人的にはCVP分析関連問題にて、点数に差が出てくると思いますので、固定費、変動費の分解や損益分岐点分析等の色々な問題に対処できるように解答訓練を積む必要があります。

(3)NPV関連問題については、公式であったり、減価償却費の解答内容であったり、自身が理解している部分をあきらめずに最大限記載してください。

(4)私はR4年度受験の際、解答用紙の半分も記載できませんでした。(生産性が問われたり、全体的に問題が難しく。。)ですが、採点結果は足切りではなく、54点ございました。事例Ⅳは難易度によって何かしらの傾斜配分が働くのかもしれません。つまり、受験生みんなが簡単だと思う問題を確実に解くことが一番かと思います。

■おわりに

試験本番にモチベーションのピークを持っていけますと、ご自身の実力の120%を発揮できるかと存じます。お勤め先の業務状況にもよりますが、可能でございましたら、試験直前週の金曜日(今年で言いますと10/25(金))に有給休暇を取得いただき、心身ともに余裕を持って、本番を迎えられることを願っております。本当に本番の頭の集中力、コンディションによって、特に事例Ⅰ~Ⅲの出来栄えが変わってくると思いますので。

次回は、なつこ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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