資格を活かすも殺すも自分次第? byみつひで

タキプロ15期の   みつひで と申します。  

2024年度の2次試験を受験された皆様お疲れさまでした。
おそらく絶対に合格した!と自信持っている方は少ないと思います。私は事例Ⅳでケアレスミスをした事から、なんとか再現答案は作成したものの、だいぶ気落ちし「しばらくは息子の受験に全力投球!」と、診断士試験のことを完全に頭からシャットアウトしていたため、口述試験に行けるときになってから、かなり慌てました。そうならないように完全には知識を忘れないようにちょっとは診断士試験に触れておく方が良いと思います。

さて、今日は合格後の活動について書かせていただきたいと思います。コーヒーブレイクがてら読んでいただければと思います。

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■はじめに

さて、今回のテーマ「合格後の診断士活動」は、私にとって非常に書きづらいテーマです。

中小企業診断士試験を受験された方、もしくはまだ受験していないものの興味をお持ちの方は、どのようなきっかけで興味を持たれましたか?

タキプロ活動など含め、いろいろな方とお話ししていますと、独立開業を目指されている方から、勉強が趣味の方までいろいろな方がいらっしゃいそうですが、私の場合は「名刺にかけるような資格が欲しい」のがきっかけの一つでした。
(難関資格でも名刺に書きづらかったり、立場的に書きにくい資格もありますよね・・・)

 

きっかけはその程度でしたが、私は仕事の関係でもともと中小零細企業の経営者の方とお話しすることが多く、以前から大なり小なり相談を受けることもあり、より説得力のあるお話ができるようになりたいという思いや、将来は何かしら起業したいとの思いもありましたので、そのための知識習得にもなるのでは?などというのがモチベーションで勉強を継続することが出来ました。

自宅近くの図書館で「中小企業診断士による相談会」が定期的に開催されていましたので、診断士協会に加入しそういう活動もしたいと思っていました。

 

ところが活動を行う間もなく、すぐに人事異動で縁もゆかりもない地に異動することとなり初めての単身赴任生活となりました。県庁所在地からも離れておりこの地域の診断士協会の活動もできそうにもない土地に来てしまいましたので、結局合格前に考えていたような活動は現時点ではできていません。

ただ、なんとか診断士登録に必要な実務補習・実務従事の15日だけはクリアーし中小企業診断士として登録させていただいています。

■そんな私に診断士資格が活きていること

さて、全然思い描いていた通りの活動が出来なかった私でも診断士資格は活きていると思っています。

私の事例を3点あげたいと思います。

 

まず1点目は周囲の人からの見られ方が変わったと思う点です。

やはり「中小企業診断士」の名刺は活きています。異動先でも前任地と同様に中小零細企業さんとのお付き合いが多々ありますが、在籍している期間はだいぶ短いのにもかかわらず、信頼いただいているのを肌で感じます。

 
そのため、事業拡大、決算状況、従業員の雇用のことなど、私の本業以外の相談もいろいろいただくようになりました。本業には直接好影響をもたらしているわけでもなく、報酬をいただいているわけではありませんが(食事をご馳走になる程度はありますが・・・)、間接的には役に立っていると思います。

 

次に2点目としましては人脈の広がりです。

 
私は転勤族ですので、今まではその地域にいる知り合いは、家族・会社関係・取引先関係だけと言ってもいいような状況でした。
このタキプロ活動もそうなのですが、今までには出会えなかった方、全くの異業種の方などと接点を持てるようになったのがすごく大きいと思います。
※是非皆さん、合格された際はタキプロなどの組織に加入し、人脈広げてください!
これを書いている週末にも、金融機関から独立され全国を飛び回って仕事をされている方に出会い、刺激を受けています。

 

3点目としては自分に自信がついたことで、様々なことに挑戦できるようになった点です。

 
私が勤務している会社では挙手制で様々なプロジェクトなどの参加者を募ることがあります。
その際、自分の持っているスキルや、やる気などをアピールする必要があるため、本当の若手のころはまだしも、近年はあまり手を挙げることをしていませんでした。
ただ、診断士資格はアピールできるポイントだと思い、このようなプロジェクトに積極的に手を挙げています。

 
現在は既存の業務の改善に向けた組織横断でのプロジェクトに参加しており、他にも次年度実施予定の社内ベンチャー的なプロジェクトにも最終候補者の一人として残してもらっています。
勤務先での事例をあげましたが、資格をきっかけに様々なことにチャレンジできるようなる方は私だけではないと思います。

 

今は地元からも離れており、当地の診断士協会ともかなりの距離があり費用も時間もかかるので、諸々の活動はしていないのですが、活動しやすい土地に異動した際には、地域の盛り上げなどの形で資格を有効活用していきたいと思っています。

■おわりに

中小企業診断士は独占業務がない資格ですので、資格を取得しただけでは何の意味もないとも言う人もいますが、資格を活かすも殺すも自分次第だと思います。

合格後には地元の診断士協会から「入会のお知らせ」のような物がが来るのかと思っていましたが、少なくとも私の地元ではそういうのはありませんでした。しつこいですが、タキプロなどの活動をされるのもおススメです。いろいろ刺激を受けます。

私はどちらかと言うと使いこなせていない方だとは思いますが、それでも十分のメリットがあったと思っていますので、これから勉強される方は是非諦めずにチャレンジしてください!

次回は、N さんの登場です。 

お楽しみに! 

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