1次試験ストレート通過を目指す勉強方法
タキプロ15期の みつひで と申します。
私が住んでいる地域は12月とは思えないほどまだまだ暖かいのですが、皆様風邪などひかれていないでしょうか?
さて、今回は令和7年に1次試験をストレート通過を目指す方のための勉強方法を書いてみたいと思います。
今は一番力を入れていない時期かとは思いますので、コーヒーブレイクがてら読んでいただければと思います。
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■はじめに-私が実践した勉強方法
私は令和5年の1月31日(妻の誕生日)から勉強を開始し、その年に1次、2次ともにストレート合格を果たすことが出来ました。
その時の勉強方法・考え方を書かせていただきたいと思います。
なお、前にも書かせていただいてのですが、私が一次試験で使用した教材はSTUDYingのみで、参考書・問題集などは一切使わず、模擬試験等も受けませんでした。
私のSTUDYing方法は、動画を多少早送りで確認(基本は1回)→問題演習・復習です。
STUDYingの問題演習の良いところは、間違えた問題は複数回演習することになりますので、問題集で自分で印付けていくよりは多分楽です。
今もシステムが同じかわかりませんが、当時は1日に50問正解するまではクリアーできないように設定することが出来たので、それだけは毎日実施していました。
夜に懇親会などのアルコール入る用事がある際は、出勤前、昼休み、アポの前後などの時間に実施していました。そういう意味でスマホで学習出来るのは楽でした。
よく言われている話ですが、
テキストを時間をかけて熟読→問題を解くよりも、
テキスト(動画)を軽く読む→問題を解く→解説を読んで理解→わからないものはテキスト(動画)に戻る
の方が少なくとも私にとっても効率が良い勉強法でした。
私はSTUDYingを使いましたが、同じようなやり方が出来る別のどんなツールを使ってもいいと思います。
毎日欠かさずに(少しでもいいので)問題演習を行う事が重要だと思います。
■1次試験一発通過に一番重要なこと
1次試験を一発で通過するために一番重要なことは何?と聞かれたら私は迷わず「1科目たりとも足切りされないこと」と答えます。
すでにご存じの方が多いと思いますが、中小企業診断士試験の1次試験は7科目×100点×60%の420点が総合合格の最低点です。
科目ごとに60点を超えると、科目合格となり、翌年・翌々年はその科目を受験しないことも可能です。
ただ、総合点で420点を超えていたとしても、1科目でも40点未満の科目があると、1次試験は通過できません。
ここ、めちゃくちゃ重要です。
仮に、以下のパターンのように、科目Eの1科目だけ38点みたいに40点未満の場合は、その年は不合格になります。
科目A | 科目B | 科目C | 科目D | 科目E | 科目F | 科目G | 合計 | 結果 |
70点 | 70点 | 70点 | 70点 | 38点 | 70点 | 70点 | 458点 | 不合格 |
ただ、現実は、
科目A | 科目B | 科目C | 科目D | 科目E | 科目F | 科目G | 合計 | 結果 |
80点 | 56点 | 74点 | 68点 | 38点 | 54点 | 58点 | 428点 | 不合格 |
のような感じで数字がばらけると思います。
そうなると、合計点は420点を超えているのに、科目Eが38点と2点足りなかっただけで総合不合格となり、60点未満の科目(例でいうと科目B、E、F、G)は翌年も受験しないといけません。
1科目だけならまだしも、複数科目落としてしまうと翌年大変だと思います。しかも、おそらく2次試験にあまり使わない科目を落としがちな気がします。
一部でも合格していたら受験科目が減るという考えもあるかもしれませんが、苦手科目だから60点取れなかったという事ですから、翌年苦手科目だけで勝負することになってしまいます。
例えば既に3科目合格しており、残りの4科目を受ける際は400点×60%の240点が合格点になります。
なお、すごい自信がある科目があれば、その科目は翌年も受験し平均点を上げることも出来るのですが、翌年その得意科目がめちゃくちゃ難化し、逆に足を引っ張られる可能性だってあり得ます。
長々と書いてしまいましたが、とにかく超苦手科目を苦手科目までには引き上げて、最低限40点を死守できるようにするのが肝要だと思います。
■足切りを防ぐためには
では、足切りを防ぐにはどうしたらいいでしょうか?
私がやった対策としては過去問等を実施し、40点を切る可能性のある科目をあぶりだして、集中して取り組んだことです。
おそらく、ある程度対策をしてくると①合格点(60点)はまぁ大丈夫そうな科目、②必ず60点超えるとは言えないけど40点は切らない科目、③40点前後で下手したら怪しい科目、と出来てくると思います。
この③の科目を集中して勉強してつぶしましょう。
それをどう勉強するのかが一番重要だろ・・・と思いますが、私は単純にSTUDYingの動画を短期集中で何回も見るだけの対策をしました。
テキスト類や予備校の参考書でも何でもいいので、とにかく問題解いて苦手な場所は集中してそこだけ短期集中するのが良いと思います。
用語等は短期集中でだいたい覚えられると思うのですが、考え方などで自信がない場合などはタキプロブログやYouTubeなどでわかりやすいを解説されている方もいらっしゃいますので、自分の苦手と合致する科目が項目があればそういうのを読んでみるのも良いと思います。
■おわりに
診断士試験の1次試験の難しいところは、科目数が多いところだと思います。一つ一つの科目だけで見るとそんなに難しくないとは思うのですが、1次試験をストレート合格をするためには、超苦手科目を作らないことがポイントだと思います。なかなか得意科目でも90点とかは難しいと思いますので得意科目を伸ばすよりも、40点未満を絶対に取らないというやり方が良いと思います。
とにかく演習、苦手科目は短期集中で足切りを受けない、を意識すれば1次試験の一発合格は出来ると思いますので、是非試してみてください。
次回は、えが さんの登場です。
お楽しみに!
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