事例ⅡはSWOTに命をかけろ byにゃーもん

タキプロ15期の   にゃーもん と申します。  



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■はじめに

 年末間近の公開ということですが、みなさまどのようにお過ごしですか?2次試験受けた方は発表までソワソワしているでしょうし、これからR7年の試験に向けて計画を立てている方もおられるでしょう。
 私は事例Ⅱについては比較的得意で楽しんで学習していたものの、2次本番1回目が55点、2回目が59点と上りも下がりもしない成績でございました。そんなに点数高くないので聞かないでくれ…という気持ちもありますが、「こういう人もいました」程度のスタンスで聞いていただければと思います。

 こうした事例Ⅱですが、基礎に不可欠な要素を網羅した良い過去記事がありますので、次の過去記事等を参考にしてください。

■SWOT分析の大切さ

 皆さんはSWOT分析得意ですか?どんな風に解いてますか?
 例年第1問に出されがちで、配点20-30点程度で、事例Ⅱでは3C分析などと絡めた聞かれ方をしますね。私は事例Ⅱに取り組むにあたって特に意識していたことがあります。

SWOTや3C分析の問題は、9割取れていなければ0点

■なぜ?厳しすぎない?

 こうした考えに至ったのは、『ここからはじめる実践マーケティング入門 21世紀スキル』(武井涼子著)を読んでからです。

「よく 4 Pをマーケティング戦略だと勘違いなさっている人がいますが、4Pは戦略ではありません。STPまでが戦略です。これを使って何をするかです。4Pはあくまで、マーケティングを実行するためのプログラムです。もちろん実行には非常に頭を使うので、意思決定の3つの大きなポイントのうちのひとつにはなっていますが、計画であって戦略ではありません。もちろん思いつきで行っていいものではなく、STPで設定された戦略と論理的に整合性がとれていて、かつブランド力と顧客基盤(これは金銭的な資産ではない資産ですが)を最大化することを常に考慮して作成しなければいけません。」

—『ここからはじめる実践マーケティング入門 21世紀スキル』グロービス, 武井涼子著

 つまり、自社分析・顧客分析・STPが戦略で、実際の実行部分が4Pです。どんな施策をするか、よりもどんな顧客と自社の強みがあってそれが顧客に刺さるのか?の方が重要だと思います。

 いかにして自社の強みで外的要因の機会を的確に捉えられるかというのが、事例Ⅱのキモだと考えています。(副次的に弱みをカバーしたり脅威を回避したりということも行ってください。)
 もっと事例Ⅱに即した言い方をすれば、クロスSWOT分析でS×OにコミットできるようSTPまでのマーケティング戦略を行い、それに基づいた4Pによる施策を行うということです。ポエム解答に陥ってしまうのは、自社分析や顧客分析をに根ざしていない施策が原因と言えます。

対象顧客と4Pがぴたりと合っているか?を考えてみましょう

■番外編 行きつけの店のアプリをダウンロード

 最近のトレンドのマーケティング施策を体感できる方法の一つとしてご紹介します。
 すでにダウンロードしてる人は話が早いです。思いつかない人はスタバのアプリがオススメです。
 実施されている施策を観察してみましょう(クーポン、レビュー機能etc)。どんな顧客がどんな頻度でいくらぐらい使うか?顧客データをどんなふうに収集しているか?顧客とのコミュニケーションや関係性は深まるのか?本番で使う施策の引き出しに加えてみてください。

 たとえばスターバックスコーヒーでは、アプリにこんな機能があります。

  • ネット通販機能
  • FSPを利用したポイント機能
  • 決済機能
  • 来店を促すクーポンのキャンペーンとアプリでの通知
  • 新商品紹介のライブ配信

■おわりに

 試験は体力使いますから、休める時に休みましょう。良いお年をお過ごしください。

次回は、風さん さんの登場です。 

お楽しみに! 

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