【合格体験記】意識したのは「情報の一元化」 byうなぽん
タキプロ15期の うなぽん と申します。
今回のテーマは「情報の一元化」についてです。
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■はじめに
中小企業診断士試験は、1次試験では7科目もの膨大な知識量を網羅する必要があります。そして、2次試験では4事例に対して必要な知識を使いこなす力が問われます。つまり、ただの暗記や知識の寄せ集めでは太刀打ちできません。
合格するために効果的だった方法の一つに「情報の一元化」があります。
中小企業診断士試験の膨大な試験範囲に圧倒されそうな方や、どのように効率よく学習を進めるべきか悩んでいる方の参考に合格体験記としてお伝えしたいと思います。
■「情報の一元化」とは?
「情報の一元化」とは、自分が学んだ内容をなるべく一箇所に集約し、学習時に必要な知識を素早く確認できるようにすることです。テキストや講義ノート、問題集など、情報源がバラバラだと学習のたびに参照する場所が分散してしまい、探すのに時間がかかり学習効率が低下します。これでは勉強効率が落ちるばかりですよね…。
情報を一元化することで、必要な知識を効率よく引き出す環境を作りだすことができます。
■具体的な「情報の一元化」の方法
①1次試験
私は最初は過去問を解いたときに気づいた点や間違った事項をiPadにまとめていましたが、あまりしっくりこなくて途中から紙のルーズリーフが綴じられるバインダーを使いました。
バインダーには、図表が多くてコンパクトにまとまっている書籍「一発合格まとめシート」(https://www.matome-sheet.com/publishing/)を裁断して穴をあけて綴じ、このバインダーを各科目1冊ずつ用意しました。
そして、各科目の単元ごとに苦手な過去問を挟んだり、ルーズリーフを足して重要ポイントを書き込んだりしていきました。なお、ルーズリーフには直接書き込まずに、ポストイットに書き込んで貼っていきました。ルーズリーフに直接書いてもいいのですが、重要度でポストイットの色を変えて目立たせたり、なかなか暗記できない事項を後で移動して整理できるので、ポストイットを使っていました。
ちなみに、手書きは時間がかかるのですが、手書きすると記憶に残りやすい、と何かの記事で読んだ記憶があるのと、苦手な単元は過去問のコピーやルーズリーフを足す量が多くなり厚くなるので、ここ弱いな…というのがパッと見ですぐわかるので私はアナログでまとめるのが合っていました。
試験直前はこのバインダーをひたすら復習して苦手を克服するのに努めました。
また、試験当日に持って行ったのも科目毎のバインダーだけで、直前まで見直していました。
②2次試験
・書籍「TBC受験研究会 速習2次テキスト」(https://waseda-pub.co.jp/p/shindanshi)のブロックシートを各ブロックがB7サイズに収まるように縮小コピーして科目ごとにリングで綴じていました。そして、各事例ごとに過去問を解いたときに勉強した重要事項やレイヤーなどもB7サイズのルーズリーフに記載して一緒に綴じていました。
コンパクトなサイズにすることで手に取りやすく、通勤電車の中で見るのはこれと決めて単語帳のようにパラパラめくって勉強していました。
・また、過去問や模試の問題で書けなかったことや間違えたことは、A6サイズのノートを使って「ミスノート」としてまとめていきました。「ミスノート」は事例ごとに分けずに、順番も気にせずに何か気づけばどんどん書き込みました。ただ、復習するときは他の事例も目に入ってしまうので、何度も目に焼き付けるという観点ではよいのですが、特定の事例だけ見直したいときは、事例ごとにノートを分けてあった方がよかったな、と思いました。
2次試験でも、1次試験と同様に試験直前は新しいことはやらず、ブロックシートやミスノートを重点的に復習し、試験当日にも持参して最後まで見直していました。
■おわりに
情報を一元化することで復習をしやすくなり、試験直前の大事な時期にも自分が本当に頭に入れておくべきポイントを効率よく漏れなく振り返ることが可能になります。なお、情報を一つの場所にまとめるときに、アナログとデジタルのどちらを使うかは、人それぞれの学習スタイルによりますので自分に合った方法を見つけてください。
中小企業診断士試験は範囲も広くて気が遠くなりますが、工夫次第で学習効率を大きく高めることができますので、勉強方法にお悩みの方は「情報の一元化」をぜひ試してみてください。
皆さんの合格を心から応援しています!
次回は、しゅうすけ さんの登場です。
お楽しみに!
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