努力したものが報われる科目
こんにちは。英語の重要性に今更ながら気付き猛勉強中、黒@タキプロです。
診断士の勉強をして以来、幸か不幸か、すっかり勉強が趣味化してます
まずは、シリーズ「暗記法」。
私の場合、目新しい暗記法というのはなく、繰り返し参考書を読む、繰り返し演習を解く、
非常に地道な方法をとっていました。
ポイントを敢えてあげるとすれば、「ただ漠然と繰り返さない」と決めていたことです。
どの辺が出題されやすいのか、どの辺を覚えると点数が稼げそうか、
情報収集、自分での分析を交えて、メリハリをつけて暗記するように心がけていました。
これがモロに活きたのが、「中小企業経営・政策」です。
この科目、最初に参考書を読んだとき、「絶対ムリ!」と感じたのをよく覚えています
というのも、数値、グラフ、政策の羅列で、何を覚えればよいか見当がつきませんでした。
同じ感想を持たれている方、多いのではないでしょうか
■中小企業経営・政策の暗記が困難な理由
理由をあげてみると・・・
① そもそもデータ量が多すぎる
② データひとつひとつの背景について深く学んでいない
③ 各データの横のつながりが薄い
④ 「なんでこんな数値を覚える必要があるの?」っていう、心理的な障壁
⑤ ④ゆえ、嫌いな科目になりがち
私の場合は、①④によるところが大きかったです。
ただ、④なんていうのは、結果さえついてくれば、いつのまにか気にならなくなるもんですよね。
■膨大なデータ量をどう暗記するか
では、「①データ量が多すぎる」はどう解決したか?
ここで、冒頭で述べた「メリハリ暗記」です。
私自身、過去問を解いてみて気付いたのですが、この科目、出題されるポイントに偏りがあります。
数値は年々変化します。政策には変更、追加があります。
なので、完全に同じというわけにはいきませんが、過去問を5年分も解いてみると、
だいぶ出題傾向が見えてきます。
出題頻度が高い範囲を厚く、頻度が低い範囲を薄く(※)、メリハリをつけて参考書を繰り返し読みました。
※出題傾向が変わる年(H21年度なんかはそう)もありますので、
よっぽど追い込まれない限りは、頻度が低い範囲を完全に捨てることは、おすすめしません。
浅くとも、薄くとも、暗記をこころみるべきでしょう。
これを意識して以降、重要論点についての知識が格段に定着し、いつの間にか得点源となっていました。
繰り返すようですが、この科目を好きな人、正直少ないと思います。
ただ、その反面、繰り返し向き合う根気さえあれば、誰でも得意とできる科目だと思います。
診断士試験随一の努力したものが報われる科目です。
みなさんも根気と、多少の暗記テクをもって、「中小企業経営・政策」ぜひ得意科目にしてください
では、今回はこのへんで。
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