【2次試験攻略】与件から読みますか?設問から読みますか?
こんばんは。黒@タキプロです
今週も木曜の夜はコレ、2次試験攻略です。
前回は2次試験解答手順のご紹介ということで、試験開始直後にすることについてお話しました。
今回はその続きのお話をしたいと思います。
ところで、前回は張り切り過ぎて、いきなり詳細な手順に踏み込んでしまいました。
ここで一度、黒式2次試験解答手順(事例Ⅰ~3)の全体像をご紹介しておきます。
私の場合、おおまかに次の9つのステップで取り組んでいました。
①与件文を段落ごとに区切る
②与件文を先頭、最終段落のみ読む ←今回はコレ
③設問を読んで、回答のフレームを考える
④全設問を通し読みして、設問の内容を頭に焼き付ける
⑤与件文を全部読む
⑥解答のフレームを見直す
⑦マーカーで印をつけながら与件を読む
⑧解答のフレームを決定する
⑨解答を記述する
これが私に合った、”私にとっての”最適な解答手順です。
要するに、あくまでも私に合っていただけで万人に合うものではない、ということです。
このブログを書くようになってから何度も書いてきたことですが、
診断士の2次試験においては、万人に適用できる最適な解答手順は存在しないと考えています。
みなそれぞれ得手不得手やクセなどがあるため、当然差は出てきます。
各人に合った、人それぞれの最適な手順があるはず。
ただ、全てを自分で一から考える必要はありません。
人の良いところをどんどん盗んで、自分なりにカスタマイズしていくのは有効な手ですね
ということで、みなさんの最適な解答手順探しの一助としていただければ、幸いでございます
■与件文を先頭、最終段落のみ読む
前置きが長くなりました。失礼。
今回は、黒式2次試験解答手順のステップ②です。
ちなみにみなさんは、試験が始まったら与件文と設問文どちらから読んでいますか?
私は、与件文から読んでいました。
ただし全文は読まずに、先頭と最終段落のみ読みます。
時間にして30秒~1分くらいでしょうか。
目的は、事例企業の概要を知ることです。
具体的には、
業種
規模(従業員数)
今現在の状況(好調?不調?)
今現在の問題点、課題
のようなことです。
先頭と最終段落を読むだけで、上の事柄の大部分をつかめるはずです。
さらっと短時間で企業の概要をつかみ、イメージします。
その上で、設問文に入っていくわけです。
私自身、最初はそんなことはせず、いきなり設問文を読んでいたのですが、
企業のイメージもできていないうちに、突然設問文を読んでも、全然頭に入ってこなかったんです。
そんなときに取り入れたのが、この手順です。
これを取り入れて以降、「頭に入ってこない」問題はだいぶ解消されました。
同じような悩みを抱えている方は、ぜひお試しください
来週の木曜夜は、
ステップ③以降についてお話したいと思います。
みなさんも自分自身の手順を確立した状態で試験に臨めるように
日々の勉強でも意識して取り組んでみてください
では、今回はこのへんで。
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